適応
狭心症,心筋梗塞(急性期を除く),その他の虚血性心疾患 注意狭心症の発作寛解を目的とした治療には不適である為,速効性の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤を使用
用法
1回1枚を胸部,上腹部,背部のいずれかに貼付.貼付後24時間又は48時間毎に貼り替え(増減)
禁忌
1)重篤な低血圧又は心原性ショック(血管拡張作用により更に血圧を低下させ,症状悪化)
2)閉塞隅角緑内障(眼圧を上昇)
3)頭部外傷又は脳出血(頭蓋内圧を上昇)
4)高度な貧血〔血圧低下により貧血症状(めまい,立ちくらみ等)を悪化〕
5)過敏症(硝酸・亜硝酸エステル系薬剤)
6)PDE5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィル,バルデナフィル,タダラフィル)又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト)を投与中
注意
〈基本〉
①投与に際しては,症状及び経過を観察し,狭心症発作が増悪等,効果が認められない場合は他の療法に切替
➋硝酸・亜硝酸エステル