適応
膵外分泌機能不全における膵消化酵素の補充 注意非代償期の慢性膵炎,膵切除,膵嚢胞線維症等を原疾患とする膵外分泌機能不全により,脂肪便等の症状を呈する患者
用法
1回600mgを1日3回,食直後に経口(増減) 注意用法・用量の調整に際しては,患者の年齢,体重,食事量,食事内容,食事回数等を考慮
禁忌
1)過敏症
2)過敏症(ブタ蛋白質)
注意
〈基本〉(海外)高用量のパンクレアチン製剤服用の膵嚢胞線維症患者で,回盲部及び大腸の狭窄(線維化性結腸疾患)が報告→異常な腹部症状又は腹部症状の変化があった場合には,適切な処置.特に膵嚢胞線維症による膵外分泌機能不全に対し,1日に体重1kg当たりパンクレリパーゼとして150mgを超えた用量を投与する場合は注意 〈適用上〉
➊服用時:砕いたり,噛んだりしない(腸溶コーティングの保護が破壊され,口腔粘膜を刺激したり,酵素活性が失われたりする),又,本剤が口内に残らない