診療支援
薬剤

フェブキソスタット新様式
3949
febuxostat
フェブリク Feburic(帝人)
 :10・20・40mg
AGフェブキソスタット「DSEP」(10・20・40 第一三共E),フェブキソスタット(OD錠10・20・40 各社)

適応

1痛風,高尿酸血症 2がん化学療法に伴う高尿酸血症 (一部後発医薬品は効能効果に違いあり) 注意

1)〔痛風,高尿酸血症〕適用にあたっては,最新の治療指針等を参考に,薬物治療が必要とされる患者を対象

2)〔がん化学療法に伴う高尿酸血症〕

a)適用にあたっては,腫瘍崩壊症候群の発症リスクを考慮して適応患者を選択

b)既に生成された尿酸を分解する作用はない為,血中尿酸値を急速に低下させる効果は期待できない

c)がん化学療法後に発症した高尿酸血症に対する有効性及び安全性は未確立

用法

1成人1日1回10mgより開始し,その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量 維持1日1回40mg(増減) 最大投与量は1日1回60mg 小児体重に応じて以下の投与量を1日1回投与〔体重40kg未満:1日1回5mgより開始し,その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量 維持1日1回20mg(増減) 最大投与量は1日1回30mg.体重40kg以上:1日1回10mgより開始し,その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量 維持1日1回40mg(増減) 最大投与量は1日1回60mg〕 21日1回60mg 注意

〔痛風,高尿酸血症〕

a)成人:尿酸降下薬による治療初期には,血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発される為,投与は10mg1日1回から開始し,投与開始から2週間以降に20mg1日1回,投与開始から6週間以降に40mg1日1回投与とするなど,徐々に増量.尚,増量後は経過観察

b)小児:尿酸降下薬による治療初期には,血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発される為,投与は体重に応じて5mg(40kg未満)又は10mg(40kg以上)1日1回から開始し,投与開始から6週間以降に10mg(40kg未満)又は20mg(40kg以上)1日1回,投与開始から

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