ファロペネムナトリウム水和物《ファロム》

適応

錠〈適応菌種〉ファロペネムに感性のブドウ球菌属，レンサ球菌属，肺炎球菌，腸球菌属，モラクセラ・カタラーリス，大腸菌，シトロバクター属，クレブシエラ属，エンテロバクター属，プロテウス・ミラビリス，インフルエンザ菌，ペプトストレプトコッカス属，バクテロイデス属，プレボテラ属，アクネ菌　〈適応症〉

1表在性皮膚感染症，深在性皮膚感染症，リンパ管・リンパ節炎，慢性膿皮症，ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)，外傷・熱傷及び手術創等の二次感染，乳腺炎，肛門周囲膿瘍，咽頭・喉頭炎，扁桃炎，急性気管支炎，膀胱炎(単純性に限る)，バルトリン腺炎，子宮内感染，子宮付属器炎，涙嚢炎，麦粒腫，瞼板腺炎，角膜炎(角膜潰瘍を含む)，外耳炎，歯周組織炎，歯冠周囲炎，顎炎

2肺炎，肺膿瘍，膀胱炎(単純性を除く)，腎盂腎炎，前立腺炎(急性症，慢性症)，精巣上体炎(副睾丸炎)，中耳炎，副鼻腔炎

DS〈適応菌種〉ファロペネムに感性のブドウ球菌属，レンサ球菌属，肺炎球菌，腸球菌属，モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス，大腸菌，シトロバクター属，クレブシエラ属，プロテウス・ミラビリス，インフルエンザ菌，百日咳菌　〈適応症〉表在性皮膚感染症，深在性皮膚感染症，リンパ管・リンパ節炎，慢性膿皮症，咽頭・喉頭炎，扁桃炎，急性気管支炎，肺炎，膀胱炎，腎盂腎炎，中耳炎，副鼻腔炎，歯周組織炎，猩紅熱，百日咳　注意咽頭・喉頭炎，扁桃炎，急性気管支炎，中耳炎，副鼻腔炎への使用にあたっては，「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し，抗菌薬投与の必要性を判断した上で，本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること

用法

錠11回150～200mg　1日3回(増量)　21回200～300mg　1日3回(増量)　DS小児1回5mg/kg　1日3回(増量)　増量の場合は1回10mg/kgを上限　►風味図‍　注意DS

①患者の状態等によって増量する場合でも