適応
1腸管糞線虫症
2疥癬
注意疥癬については,確定診断された患者又はその患者と接触の機会があり,かつ疥癬の症状を呈する者に使用.爪疥癬には無効であるため,爪疥癬の治療には使用しない
用法
1約200μg/kg 2週間間隔で2回投与 2約200μg/kg 1回投与 ►体重毎の1回当たりの投与量:15~24kg→1錠 25~35kg→2錠 36~50kg→3錠 51~65kg→4錠 66~79kg→5錠 ≧80kg→約200μg/kg 注意
①水のみで服用.高脂肪食により血中薬物濃度上昇の恐れ.空腹時投与が望ましい
②腸管糞線虫症に関しては,糞便内幼虫が陰転しない場合は再投与を考慮
③疥癬の重症型(角化型疥癬等)の場合,初回投与後,1~2週間以内に検鏡を含め効果を確認し,2回目の投与を考慮
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①本剤に対し過敏症反応の際は,その後の投与中止
➋意識障害があらわれることがあるので,自動車の運転