診療支援
薬剤

ラニムスチン新様式H
4219
ranimustine(MCNU)
注射用サイメリン Cymerin(ニプロES)
 :50・100mg/V

適応

膠芽腫,骨髄腫,悪性リンパ腫,慢性骨髄性白血病,真性多血症,本態性血小板増加症

用法

1回50~90mg/m2 生食液又は5%ブドウ糖液100~250mLに溶解し,30~90分で点滴静注.又は10~20mLに溶解し,ゆっくり(30~60秒)静注 ►次回投与は血液所見の推移に従って6~8週後に行う.悪性リンパ腫のうち成人T細胞白血病リンパ腫に対して他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合は,投与間隔は4週間以上(増減)

!警告

‍ 施設緊急対応.医師十分な知識,経験.IC

注意

〈基本〉

遅延性骨髄機能抑制等重篤な副作用→投与後6週間は1週毎に臨床検査(血液検査,肝機能・腎機能検査等).長期使用で副作用増強,遷延性に推移→慎重に

②感染症・出血傾向の発現又は増悪に注意

③二次性悪性腫瘍として骨髄異形成症候群(MDS),急性白血病,骨髄線維症,慢性骨髄性白血病の可能性→発現に十分注意

〈適用上〉

①薬剤調製時

a)配合

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