適応
既存治療で効果不十分な全身性エリテマトーデス 注意
1)過去の治療においてステロイド,免疫抑制薬等による全身性エリテマトーデスに対する適切な治療を行っても,疾患活動性を有する場合に本剤を上乗せして投与
2)抗核抗体,抗dsDNA抗体等の自己抗体が陽性であることが確認された全身性エリテマトーデス患者に使用
3)臨床試験において重症のループス腎炎又は重症の中枢神経ループスを有する全身性エリテマトーデス患者に対する有効性及び安全性は未検討
4)添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行う
用法
点1回10mg/kgを初回,2週後,4週後に点滴静注し以後4週間の間隔で投与 皮1回200mgを1週間の間隔で皮下注 注意
①本剤による治療反応は通常投与開始から6カ月以内に得られる.6カ月以内に治療反応が得られない場合は本剤の治療計画の継続を慎重に再考
②臨床