適応
1低又は無ガンマグロブリン血症
2重症感染症における抗生物質との併用
3特発性血小板減少性紫斑病(他剤が無効で著明な出血傾向があり,外科的処置又は出産等一時的止血管理を必要とする場合)
4川崎病の急性期(重症であり,冠動脈障害の発生の危険がある場合)
5ギラン・バレー症候群(急性増悪期で歩行困難な重症例)
6好酸球性多発血管炎性肉芽腫症における神経障害の改善(ステロイド剤が効果不十分な場合に限る)
7慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(多巣性運動ニューロパチーを含む)の筋力低下の改善
8視神経炎の急性期(ステロイド剤が効果不十分な場合)
注意
1)2適切な抗菌化学療法によっても十分な効果が得られない場合が対象
2)3原因療法ではなく,対症療法であることに留意
3)3小児の急性特発性血小板減少性紫斑病は多くの場合自然寛解するものであることを考慮
4)4発病後7日以内に投与開始が望ましい
5)6ステロイド剤による適切な治