診療支援
薬剤

ロキサデュスタット新様式
3999
roxadustat
エベレンゾ Evrenzo(アステラス)
 :20・50・100mg

適応

腎性貧血 注意赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合,投与開始の目安は腹膜透析患者及び保存期慢性腎臓病患者ではHb濃度で11g/dL未満,血液透析患者ではHb濃度で10g/dL未満

用法

〔赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合〕1回50mgを開始用量とし週3回.以後は患者の状態に応じて適宜増減 1日最大1回3.0mg/kgを超えない 〔赤血球造血刺激因子製剤から切り替える場合〕1回70mg又は100mgを開始用量とし週3回.以後は患者の状態に応じて適宜増減 1日最大1回3.0mg/kgを超えない 注意

赤血球造血刺激因子製剤から切り替える場合の開始用量:次を参考に切替え前の赤血球造血刺激因子製剤投与量から本剤の投与量を決定し切り替える

a)エリスロポエチン製剤4,500IU未満/週,ダルベポエチンアルファ20μg未満/週,エポエチンベータペゴル100μg以下/4週→本剤70mg/回

b)エリスロポエチン製剤4,500IU以上/週,ダルベポエチンアルファ20μg以上/週,エポエチンベータペゴル100μg超/4週→本剤100mg/回

投与量調整:用量調整が必要な場合には,次の投与量増減レベル,投与量調整レベルを参考に投与量を増減.尚,用量調整を行った場合は,少なくとも4週間は同一用量を維持.但し増量後4週以内にヘモグロビン濃度が急激に上昇(2.0g/dLを超える)した場合,速やかに減量又は休薬 

a)投与量増減レベル

1.4週前から当該週までのHb値変化量:-1.0g/dL未満

ア)当該週のHb値:10.5g/dL未満→1段階増量

イ)当該週のHb値:10.5g/dL以上11.5g/dL以下→1段階増量

ウ)当該週のHb値:11.5g/dL超12.5g/dL以下→変更なし

エ)当該週のHb値:12.5g/dLを超える→休薬し,Hb値が11.0g/dL未満になった時点から1段階減量して再開

2.4週

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