頻度 よくみる
GL2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン
GL2021年JCS/JHRSガイドライン フォーカスアップデート版 不整脈非薬物治療
治療のポイント
・治療法としては,迷走神経刺激,薬物治療,カテーテルアブレーションがある.
・カテーテルアブレーションによる根治率が高い頻拍のため,薬物治療はそれが適応できない場合に選択されることが多い.
・発作時に頻拍を停止させる際には必ず心電図を記録する.その心電図記録が診断につながることが多い.
◆病態と診断
A病態
・頻脈性上室性不整脈の一種であり,房室結節(または心房)が頻拍の維持において重要な役割を担う頻拍である.
・種類としては,①房室結節リエントリー性頻拍(AVNRT:atrioventricular nodal reentrant tachycardia),②房室回帰性頻拍(AVRT:atrioventricular reciprocati
関連リンク
- 今日の治療指針2024年版/カテーテルアブレーション
- 治療薬マニュアル2024/アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物《ATP アデホス トリノシン》
- 治療薬マニュアル2024/ベラパミル塩酸塩《ワソラン》
- 治療薬マニュアル2024/ビソプロロールフマル酸塩《メインテート》
- 治療薬マニュアル2024/ジソピラミド《リスモダン》
- 治療薬マニュアル2024/シベンゾリンコハク酸塩《シベノール》
- 治療薬マニュアル2024/プロパフェノン塩酸塩《プロノン》
- 今日の治療指針2024年版/WPW症候群
- 臨床検査データブック 2023-2024/WPW症候群,早期興奮症候群
- 今日の救急治療指針 第2版/不整脈
- 新臨床内科学 第10版/4 発作性上室頻拍
- 今日の診断指針 第8版/頻脈性不整脈
- 今日の小児治療指針 第17版/WPW症候群