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GL皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン第3版(2022)
GL皮膚悪性腫瘍ガイドライン第3版 皮膚リンパ腫診療ガイドライン2020
ニュートピックス
・2021年5月よりデニロイキンジフチトクスが再発または難治性の皮膚T細胞性リンパ腫に対して承認され,進行期症例に対する治療選択肢が増えた.
治療のポイント
・紅斑・局面が主体の早期菌状息肉症では,ステロイド外用,紫外線療法を選択する.
・治療抵抗性の早期菌状息肉症や進行期の菌状息肉症/セザリー症候群に対しては,各種抗腫瘍薬を用いた全身療法を患者の状態に応じて選択する.
・進行期に対する同種造血幹細胞移植の適応については,血液内科と慎重に検討したうえで実施する.
◆病態と診断
・皮膚悪性リンパ腫は皮膚を原発とする節外性リンパ腫であり,T/NK細胞リンパ腫,B細胞リンパ腫に大別される.本項ではその代表的疾患である菌状息肉症とセザリー症候群について述べ
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