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GL高血圧治療ガイドライン2019
ニュートピックス
・2022年にAmerican Heart Associationにより主に13歳以上の小児における24時間血圧測定の有効性とその推進,正常値の基準(125/75mmHg未満)が提唱された.
治療のポイント
・体格に合わせたマンシェットを用い,高血圧が認められた場合には安静時に3回測定する.
・おおむね2歳以下で重症高血圧を認めた場合には,二次性高血圧の可能性を考える.
・本態性高血圧においては積極的に非薬物療法を開始する.
・非薬物療法の効果が不十分な場合や重症高血圧においては,小児に適応が認められている降圧薬で治療を開始する.
◆病態と診断
A病態
・10歳以上,軽症の高血圧,肥満合併,高血圧の家族歴,出生体重が低い,腎機能障害がない場合などに小児本態性高血圧を疑う.
・低年齢児では二次性高血圧を考える.腎実質性高血圧,膀胱尿管逆流に伴う逆
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