適応
1アレルギー性鼻炎
2蕁麻疹
3皮膚疾患(湿疹・皮膚炎,皮膚瘙痒症,アトピー性皮膚炎)に伴う瘙痒
用法
1回60mg 1日2回(増減) 小児12歳以上:1回60mg,7歳以上12歳未満:1回30mg 1日2回(増減) DS2歳以上7歳未満:1回30mg,6カ月以上2歳未満:1回15mg 1日2回 ►風味図 注意OD錠口腔粘膜から吸収されないため,唾液又は水で飲み込む
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①効果が認められない場合は,漫然と長期投与しない
②1季節性患者では,好発季節を考えて,その直前から開始し,終了時まで継続が望ましい
〈検査〉アレルゲン皮内反応を抑制→検査実施3~5日前より中止 〈適用上〉
①調製時 OD錠
a)通常の錠剤に比べ柔らかいので,自動分包機には適さない
b)吸湿性を有するため,本剤は一包化調剤を避ける
➋交付時 OD錠患者に対し以下の点に注意するよう指導
a)ブリスターシートから取り出して服用.シートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発
b)ブリスターシートからの取り出しは,裏面のシートを完全に剥がした後,錠剤を取り出す.OD錠は錠剤と比べて性質上柔らかく,割れることがあるので,裏面のシートを剥がさずに押し出さない
c)欠けや割れが生じた場合は全量服用
d)吸湿性を有するため,服用直前にブリスターシートから取り出す
e)舌の上にのせて唾液を浸潤させると崩壊するため,水なしで服用可能.また,水で服用することもできる
f)寝たままの状態では,水なしで服用しない
DS用時調製のため,調製後の保存回避,速やかに使用
患者背景
〈妊婦〉妊B2有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中移行の報告) 〈小児〉低出生体重児,新生児,乳児,幼児の臨床試験は未実施 DS低出生体重児,新生児又は6カ月未満の乳児の臨床試験は未実施 〈高
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