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5 関節リウマチ

関節リウマチの疫学

日本人の100~150人に1人が関節リウマチであると推測されている.

中高年女性に発症が多い.

遺伝・性ホルモン・環境因子(喫煙)などが発症に関与していると考えられている.

日本人の関節リウマチ患者の72.4%が女性であり,有病率は0.6~1.0%と推定されている〔Mod Rheumatol. 2014 Jan;24(1):33-40. PMID:24261756〕.

発症には性ホルモンとの関連が強く更年期に発症のリスクが高い.妊娠すると39-95%で関節リウマチは改善するが,出産後に34-100%で増悪する〔Best Pract Res Clin Rheumatol. 2015 Aug-Dec;29(4-5):580-96. PMID:26697768〕.


16-74歳までの関節リウマチ患者の年齢分布(日本人関節リウマチ患者5,344例)

発症年齢は高齢化してき

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