基準値 陰性(健常者における陽性率は数%)
パニック値 陽性
パニック値とその原因病態・危険病態表
測定法 患者赤血球に抗ヒトグロブリン血清(Coombs血清)を加え,凝集の有無をみる.体内で赤血球に不完全抗体が結合しているかをみる
NOTE 間接Coombs試験
患者血清をO型赤血球と反応させ,その後抗ヒトグロブリン血清(Coombs血清)を加え,凝集の有無をみる.血清中の抗赤血球不完全抗体を検出する.詳細は「間接Coombs試験」の項を参照→
検体量 血液1mL(抗凝固剤はEDTA)
日数 2~4日
目的 溶血の鑑別診断
Decision Level
Coombs試験には,直接Coombs試験と間接Coombs試験があり,自己抗体の検出には主に直接Coombs試験が行われ,間接Coombs試験の適応は血液型不適合輸血,血液型不適合妊娠など,輸血検査関連に限られる.
●陽性
[高頻度]自己免疫性溶血性貧血
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