基準値 表108図参照
測定法 Ham試験
検体量 血清1mL
日数 3~4日
目的 発作性夜間血色素尿症の診断(赤血球表面CD55,CD59発現検査によって必要性の乏しくなった検査であり,現在はあまり用いられていない)
Decision Level
●陽性
[高頻度]発作性夜間血色素尿症(paroxysmal nocturnal hemoglobinuria;PNH) [可能性]先天性異常造血性貧血(congenital dyserythropoietic anemia;CDA)Ⅱ型,この疾患は別名 hereditary erythroblastic multinuclearity with a positive acidified-serum lysis test (HEMPAS)ともいわれる [対策]末梢血血球数(RBC,Ht,Hb,WBC,血小板数,網赤血球数),骨髄穿刺,LD,好中球アルカリホ
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