基準値 CF,NT:血清4倍未満,髄液1倍未満
測定法 CF,NT
検体量 血清0.2~0.3mLまたは髄液0.4mL
日数
・CF:4~9日
・NT:7~16日
目的 アデノウイルス感染の疑いがある場合の感染の有無の判定
Decision Level
●高値
[高頻度]熱性咽頭炎,咽頭結膜熱,急性気道疾患,ウイルス性肺炎,急性濾胞性結膜炎,流行性角結膜炎,腸重積症,出血性膀胱炎,発疹症 [対策]必要によりウイルス分離,アデノウイルスDNA検出,イムノクロマトキットを利用した抗原の検出などを行う
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
ヒトアデノウイルスは,DNAホモロジーなどの解析によりA~Fの亜群に分けられ,現在54の血清型が報告されている.
潜伏期間は5~7日,主として上気道感染症や,結膜炎,胃腸炎などの原因となる.一般的には局所の感染を起こし,また,不顕性感染になりやすいという特徴がある.さらに,このウイ
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