基準値 陰性
測定法 ELISA
検体量 血清約0.2mLほど(採血日時を記録)
日数 1日
目的 急性期のデング特異的抗原(NS1)の検出
Decision Level
カットオフ値が1.0以上の場合を陽性,0.5未満の場合を陰性とする.カットオフ値が0.5以上1.0未満の場合を判定保留とする.発症後1週間まで(発熱期)と,それ以降(解熱期,回復期)で判断が異なる.回復期ではNS1は陰性である
●陽性
[高頻度]デングウイルス感染
●陰性あるいは判定不能,判定保留
[高頻度]デングウイルス非感染 [可能性]偽陰性は否定できない.たとえば,発症後1週間以降の回復期(解熱期)では血中ウイルス量が減少するので陰性になることがある [対策]最寄りの保健所に相談のうえ,血液・血清を地方衛生研究所または国立感染症研究所に送付し,デングウイルス分離,核酸検出検査などの行政検査を依頼する.あるいは,抗デングウイルスIgM
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/百日咳菌抗原定性 [保] 217点
- 臨床検査データブック 2023-2024/感染症迅速診断キット [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/新型コロナウイルス・RSウイルス核酸同時検出《SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出》 [保] 700点
- 臨床検査データブック 2023-2024/SARSコロナウイルス抗体
- 臨床検査データブック 2023-2024/その他のウイルスの抗体検査法 [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/デングウイルス抗原・抗体同時測定 [保] 233点
- 臨床検査データブック 2023-2024/ジカウイルス遺伝子検査
- 臨床検査データブック 2023-2024/ウエストナイルウイルス遺伝子検査
- 新臨床内科学 第10版/31 重症急性呼吸器症候群
- 今日の診断指針 第8版/中東呼吸器症候群(MERS)