適応
内
1胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,Zollinger-Ellison症候群
2逆流性食道炎
3〔15mg〕非びらん性胃食道逆流症
4〔15mg〕低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制,非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制
5以下におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助:胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃MALTリンパ腫,特発性血小板減少性紫斑病,早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃,ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
注意4
1)低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制:血栓・塞栓の形成抑制のために低用量のアスピリンを継続投与中の患者を対象とし,開始に際しては,胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往を確認
2)非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制:関節リウマチ,変形性関節症等における疼痛管理等のために非ステロイド性抗炎症薬を長期継続投与中の患者を対象とし,開始に際しては,胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往を確認
5
1)進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は未確立
2)特発性血小板減少性紫斑病に対しては,ガイドライン等を参照し,ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行う
3)早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には,ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌発症抑制に対する有効性は未確立
4)ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には,ヘリコバクター・ピロリが陽性及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認
注経口投与不可能な以下の疾患:出血を伴う胃潰瘍,十二指腸潰瘍,急性ストレス潰瘍及び急性胃粘膜病変
用法
内11日1回30mg ►胃潰瘍,吻合部潰瘍では8週間まで,十二指腸潰瘍では6週間まで 21日1回30mg ►通常8週間まで.再