適応
1以下疾患における制酸作用と症状の改善:胃・十二指腸潰瘍,胃炎(急・慢性胃炎,薬剤性胃炎を含む),上部消化管機能異常(神経性食思不振,いわゆる胃下垂症,胃酸過多症を含む)
2便秘症
3尿路蓚酸Ca結石の発生予防
用法
11日0.5~1.0g 数回に分服(増減) 21日2g 分3 食前又は食後,又は就寝前に1回(増減) 31日0.2~0.6gを多量の水と共に(増減)
注意
〈基本〉投与により,高Mg血症.特に,便秘症患者では,腎機能が正常な場合や通常用量以下の投与でも,重篤な転帰を辿る例が報告→以下に留意
①必要最小限の使用に留める
②長期投与又は高齢者へ投与する場合は定期的に血清Mg濃度測定等,特に注意
➌嘔吐,徐脈,筋力低下,傾眠等が現れた場合は,服用を中止し,直ちに受診するよう患者に指導
〈その他〉長期・大量投与により胃・腸管内に結石を形成し,腸閉塞を起こした報告
患者背景
〈合併・既往〉
①心機能障害(徐