適応
動揺病,メニエール症候群に伴う悪心・嘔吐,眩暈
用法
内1回1錠 必要により1日3~4回(増減) 注1回1A 皮下注・筋注(増減)
禁忌
1)閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し症状悪化)
2)前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患(抗コリン作用により排尿困難,尿閉等)
注意
〈基本〉
➊眠気→運転不可
〈適用上〉
①注皮下・筋注にのみ使用
➋錠苦味,舌のしびれ感が現れるため噛まずに服用
患者背景
〈合併・既往〉
①開放隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し症状を悪化)
②注急性心筋梗塞,重度な心筋障害(心筋刺激作用を有し,症状悪化)
③てんかん(中枢刺激作用により発作を起こすおそれ)
④甲状腺機能亢進症(甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進,カテコールアミンの作用増強のおそれ)
〈腎〉急性腎炎(腎臓に対する負荷を高めるおそれ)
〈妊婦〉妊A有益のみ 〈授乳婦〉非推奨(動物で移行,ヒトで児の昏睡) 〈小児〉注
①臨床試験は未実施