診療支援
治療

結核
tuberculosis
徳永 修
(国立病院機構南京都病院小児科・診療部長)

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[感]2類 [学]2種(病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで)

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治療のポイント

・治療に伴う薬剤耐性菌の誘導を防ぐため,結核発病例に対しては感受性を有する抗結核薬3剤以上を併用して治療を開始する.

・有効な治療を適用するため,治療開始前に菌検査を徹底すること,あるいはその感染源症例の薬剤感受性を確実に把握することが重要である.

・結核治療は6か月以上の長期間にわたるため,治療に対する良好なアドヒアランスの維持が特に重要である.保健所とも密接な連携をとり,有効な治療支援を適用することが必要である.

●病態

・通常,感染性を有する結核患者から排出された結核菌(Mycobacterium tuberculosis)を含む

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