適応
内以下の状態で他の抗不整脈薬が使用出来ないか,又は無効の場合:頻脈性不整脈 注頻脈性不整脈
用法
内1日300mgより投与をはじめ,効果が不十分な場合は450mgまで増量し,1日3回に分割(増減) 注1回0.1mL/kg(1.4mg/kg)を必要に応じて生食又はブドウ糖にて希釈し,血圧及び心電図監視下2~5分間かけて静注(適減) 注意内以下の通り腎機能障害患者では血中濃度が持続する為,血清Cr値(Scr)を指標とした障害の程度に応じ減量等,用法・用量の調整
①軽度~中等度障害例(Scr:1.3~2.9mg/dL):消失半減期が腎機能正常例に比し約1.5倍に延長
②高度障害例(Scr:3.0mg/dL以上):消失半減期が腎機能正常例に比し約3倍に延長
禁忌
1)高度の房室ブロック・洞房ブロック(心停止)
2)うっ血性心不全(心機能抑制作用及び催不整脈作用により心不全を悪化.又,循環不全により肝・腎障害