診療支援
薬剤

(合剤)イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム新様式
6139
imipenem hydrate・cilastatin sodium(1:1)(IPM/CS)
チエナム Tienam(MSD)
 :点滴静注用0.5g/V(IPM0.5g・CS0.5g) 筋注用0.5g/V(IPM0.5g・CS0.5g)
 キット:点滴静注用キット0.5g(生食液100mL)(IPM0.5・CS0.5)
チエクール(0.5g 沢井)

適応

〈適応菌種〉イミペネムに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,シュードモナス属,緑膿菌,バークホルデリア・セパシア,アシネトバクター属,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属 〈適応症〉敗血症(),感染性心内膜炎(),外傷・熱傷及び手術創等の二次感染,骨髄炎,関節炎,急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,膿胸,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性症,慢性症),腹膜炎,胆嚢炎,胆管炎,肝膿瘍,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮傍結合織炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む)(),眼内炎(全眼球炎を含む)() 注意

1)急性気管支炎への使用にあたっては,「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し,抗菌薬投与の必要性を判断した上で,本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること

2)重症・難治性感染症の場合は点滴用製剤を使用

用法

1日0.5~1g(イミペネムとして) 分2~3 30分以上かけて点滴静注(増減) 〔重症・難治性感染症〕1日2gまで 小児1日30~80mg/kg 分3~4 30分以上かけて点滴静注(増減) 〔重症・難治性感染症〕100mg/kgまで増量可 1日0.5~1g(イミペネムとして) 分2 ►0.5gに対し添付の日局リドカイン注(0.5w/v%)を2mL用いよく振盪して懸濁 ►〔バイアル()〕0.25g及び0.5g当たり,通常生食液100mLを用いて,よく振盪して溶解.但し,注射用水は溶液が等張とならない為使用不可 ►本剤は,乳酸塩とは化学的に不安定であるので,乳酸塩を含んだ溶液に溶解しない ►Kit添付の生食液100mLにて用時溶解 注意腎機能障害では腎機

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