適応
1皮尋常性乾癬,関節症性乾癬(既存治療で効果不十分な場合) 注意
1)紫外線療法を含む既存の全身療法(生物製剤を除く)で十分な効果が得られず,皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ場合
2)難治性の皮疹又は関節症状を有する場合
2皮クローン病(中等症~重症の活動期)の維持療法(既存治療で効果不十分な場合) 注意過去の治療において,栄養療法,他の薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤,ステロイド,アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合 3皮潰瘍性大腸炎(中等症~重症の活動期)の維持療法(既存治療で効果不十分な場合) 注意過去の治療において,栄養療法,他の薬物療法(ステロイド,アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合 4点クローン病(中等症~重症の活動期)の導入療法(既存治療で効果不十分な場合) 注意過去の治療において,栄養療法,他の薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤,ステロイド,アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合 5点潰瘍性大腸炎(中等症~重症)の寛解導入療法(既存治療で効果不十分な場合) 注意過去の治療において,他の薬物療法(ステロイド,アザチオプリン等)等による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合
用法
11回45mgを皮下投与.初回及びその4週後に投与し,以降12週間隔で投与.但し,効果不十分な場合には1回90mgの投与可 23点滴静注製剤を投与8週後,90mgを皮下投与し,以降は12週間隔で90mgを皮下投与.尚,効果が減弱した場合には,投与間隔を8週間に短縮可 注意〔共通〕他の生物製剤との併用について安全性及び有効性は未確立 1
①治療反応が得られない場合,投与開始から28週以内には増量を含めて治療計画を再考