適応
〈適応菌種〉アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,インフルエンザ菌,レジオネラ・ニューモフィラ,ペプトストレプトコッカス属,プレボテラ属,クラミジア属,マイコプラズマ属 〈適応症〉肺炎,骨盤内炎症性疾患
用法
500mgを1日1回,2時間かけて点滴静注 注意
①投与期間5日間を超える投与経験は少ない→5日を超える場合は,経過観察を十分に
②臨床症状の改善等経口投与可能と医師が判断した場合は,アジスロマイシン錠に切り替え可.本剤からアジスロマイシン錠へ切り替え,総投与期間が10日を超える場合は,経過観察を十分に
③肺炎:本剤からアジスロマイシン錠に切り替えた臨床試験は,医師が経口投与可能と判断した時点で,本剤からアジスロマイシン錠として500mg(力価)を1日1回投与に切り替え,本剤の投与期間は2~5日間,総投与期間は合計7~10日間で実施され,総投与期間として10日間を超える投与経験は少ない
④骨盤内炎症性疾患:本剤からアジスロマイシン錠に切り替えた臨床試験は,医師が経口投与可能と判断した時点で,本剤からアジスロマイシン250mg(力価)を1日1回投与に切り替え,本剤の投与期間は1~2日間,総投与期間は合計7日間で実施され,総投与期間として7日間を超える投与経験はない
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間に留める
②アナフィラキシーショックの恐れ→アレルギー既往歴,薬物過敏症等について十分な問診
➌事前に以下の点を指導
a)中毒性表皮壊死融解症(TEN),スティーブンス・ジョンソン症候群が疑われる症状〔発疹に加え,粘膜(口唇,眼,外陰部)のびらん或いは水ぶくれ等〕が現れた場合には,直ちに医師に連絡
b)投与終了後も上記症状発現時には直ちに医師に連絡
➍運