診療支援
治療

22.アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021



作成グループ

 公益社団法人日本皮膚科学会 一般社団法人日本アレルギー学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会(委員長:佐伯秀久).


作成の経緯,作成時期

 日本皮膚科学会によるアトピー性皮膚炎診療ガイドラインは,皮膚科専門医を主な対象として2000年に初めて作成され,その後2003年,2004年に改訂された.2008年,2009年,2016年にはアトピー性皮膚炎の診断基準や重症度分類を含めた診療ガイドラインとして刊行された.一方,一般医向けに日本アレルギー学会作成のガイドラインが刊行されてきた.2018年には,これら2つのガイドラインが統合され,アトピー性皮膚炎の患者の診療にかかわるすべての医師,医療従事者を対象とした診療ガイドラインが作成された1).本ガイドライン2)は,国内外で発表されたアトピー性皮膚炎に関する新しい知見(2020年12月末まで)を加えて作成された改訂版で,2021

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