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24 ベーチェット病

ベーチェット病

繰り返す口腔内潰瘍に加え,皮膚病変,陰部潰瘍,眼病変を認める場合に疑う.

特殊型として腸管型,血管型,神経型がある.

診断年齢は40(31-52)歳と若年者に多く,42.5%が男性である〔Mod Rheumatol. 2019 Jul;29(4):640-6. PMID:29954241〕.


ベーチェット病の病型分類(n=7,950)


日本人におけるベーチェット病の所見の頻度


ベーチェット病の症候

国際診断基準では年に3回以上の口腔内アフタ性潰瘍が診断に必須とされている.

尋常性痤瘡は顔面に多いが,ベーチェット病の毛囊炎は体幹に多い〔Int J Dermatol. 1998 Nov;37(11):839-42. PMID:9865870〕.


写真:針反応

針を刺した部位に24-48時間後に2mm以上の紅斑性丘疹または膿疱を認める.

https://pubmed.ncb

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