基準値
●セパレッタ処理後
・ALP2(肝性):20.5~54.5%
・ALP3(骨性):43.4~78.3%
・ALP5(小腸性):0.0~5.7%
NOTE 小児はALP3が優位
測定法 セルロースアセテート膜電気泳動法(2021年4月1日からIFCC法に対応した試薬が用いられている)
検体量 血清0.5mL
日数 2~4日
目的 閉塞性黄疸,肝内胆汁うっ滞,肝胆道系疾患,骨代謝亢進性疾患,妊娠末期,小腸性ALP(血液型B型,O型.肝硬変)の鑑別
Decision Level
■セルロースアセテート膜電気泳動法
図51図,図52図にセルロースアセテート膜電気泳動法のセパレッタ処理前,処理後を示す.
●ALP1(高分子ALP)
[高頻度]閉塞性黄疸(胆管癌,肝門部胆管癌,膵頭部癌,総胆管結石,Vater乳頭癌,自己免疫性膵炎など),肝内胆汁うっ滞(PBC,薬物性肝障害,胆汁うっ滞型急性肝炎など) [可能性]肝浸潤
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