基準値 培養陰性
パニック値 菌陽性
パニック値とその原因病態・危険病態表
測定法 炭酸ガス培養,嫌気培養,自動細菌培養測定法
検体量
・血液:5~10mL(各社,血液培養ボトルごとに採取量は異なる)
・髄液:1~2mL
日数 2~7日(特殊な場合:2~4週間)
目的 敗血症や髄膜炎などの起炎菌検出
NOTE *保険点数:同一検体について一般培養と併せて嫌気性培養を行った場合は122点を加算する
Decision Level
●陽性
血液・髄液は,平素無菌的な検体であるため,正しく採取された検体から細菌・真菌が分離された場合の診断的意義は非常に大きい
[対策]有効な抗菌薬の投与を積極的に考慮する
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
■血液の細菌培養検査
血液培養陽性例は敗血症や心内膜炎患者だけでなく,泌尿生殖器感染,呼吸器感染,膿瘍,術後感染,胆道感染などでも多く認められる.そのため血液培養は感染症診断上,最も重要