診療支援
検査

心筋炎
伊苅 裕二
(東海大学教授・循環器内科学)

病態

 多くは細菌やウイルスの感染により発症する心筋の炎症である.薬物,放射線,代謝異常,妊娠なども原因となる


[参考]

 急性および慢性心筋炎の診断・治療に関するガイドライン(2009年改訂版)


異常値

・心電図 広範囲の誘導でST上昇,陰性T波がみられる.ブロックもときにみられる

・胸部X線 心拡大,肺うっ血がみられる

・心エコー 心房,心室の拡大,心室壁運動低下,心嚢液の貯留

・血清酵素 AST(GOT),LD,CKの上昇

・炎症反応 W

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら