病態
身体の広範な部位(右・左半身,上・下半身,体軸部)に原因不明の慢性疼痛とこわばり感が生じる.日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の低下がみられる.わが国の有病率は約2%であり,比較的頻度が高い.中年女性に好発する.身体の診察で古典的な炎症所見(発赤,腫脹,疼痛,発熱)がみられない.画像検査を含めた臨床検査においても炎症を示唆する所見は認められない.触診により,18カ所の圧痛点(後頭部,下部頸椎,僧帽筋,棘上筋,第2肋骨,肘
身体の広範な部位(右・左半身,上・下半身,体軸部)に原因不明の慢性疼痛とこわばり感が生じる.日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の低下がみられる.わが国の有病率は約2%であり,比較的頻度が高い.中年女性に好発する.身体の診察で古典的な炎症所見(発赤,腫脹,疼痛,発熱)がみられない.画像検査を含めた臨床検査においても炎症を示唆する所見は認められない.触診により,18カ所の圧痛点(後頭部,下部頸椎,僧帽筋,棘上筋,第2肋骨,肘
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