HIV感染症や慢性腎不全のほか,ステロイドや免疫抑制薬,生物学的製剤など種々の薬剤により細胞性免疫不全が誘発される.T細胞機能の低下により,主に細胞内で寄生・増殖する細菌やウイルスなどの病原体による感染症を発症する.
➊細菌感染症
リステリア,レジオネラなどに加え,特に抗酸菌(結核,非結核性抗酸菌)感染症を発症しやすい.免疫不全が高度の場合,結核
HIV感染症や慢性腎不全のほか,ステロイドや免疫抑制薬,生物学的製剤など種々の薬剤により細胞性免疫不全が誘発される.T細胞機能の低下により,主に細胞内で寄生・増殖する細菌やウイルスなどの病原体による感染症を発症する.
➊細菌感染症
リステリア,レジオネラなどに加え,特に抗酸菌(結核,非結核性抗酸菌)感染症を発症しやすい.免疫不全が高度の場合,結核
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