◎適応と概要
●症候から冠攣縮性狭心症が疑われるが,非侵襲的評価により病態としての冠攣縮が診断されない例に確定診断をつけるために冠動脈造影検査時にアセチルコリンあるいはエルゴノビンの冠動脈内投与により施行される.
●試験の診断精度を向上させるため,服薬中のカルシウム拮抗薬,長時間作用型硝酸薬は,可能であれば入院のうえ2日間以上休薬することが望ましい.
●冠攣縮誘発試験で,冠攣縮は「心筋虚
●症候から冠攣縮性狭心症が疑われるが,非侵襲的評価により病態としての冠攣縮が診断されない例に確定診断をつけるために冠動脈造影検査時にアセチルコリンあるいはエルゴノビンの冠動脈内投与により施行される.
●試験の診断精度を向上させるため,服薬中のカルシウム拮抗薬,長時間作用型硝酸薬は,可能であれば入院のうえ2日間以上休薬することが望ましい.
●冠攣縮誘発試験で,冠攣縮は「心筋虚