診療支援
薬剤

エプレレノン新様式運転△
2149
eplerenone
セララ Selara(ヴィアトリス)
 :25・50・100mg
エプレレノン(25・50・100 キョーリン)

適応

1高血圧症 2〔100mg製剤除く〕以下の状態で,ACE阻害薬又はARB,β遮断薬,利尿薬等の基礎治療を受けている患者:慢性心不全

用法

11日1回50mgから開始し,効果不十分な場合は100mgまで増量可 21日1回25mgから開始し,血清K値,患者状態に応じて開始から4週間以降を目安に1日1回50mgへ増量.但し,中等度の腎機能障害患者では,1日1回隔日25mgから開始し,最大用量は1日1回25mg.尚,血清K値,患者状態に応じて適宜減量又は中断 注意〔共通〕CYP3A4阻害薬と併用する場合は,投与量は1日1回25mgを超えない 〔高血圧症〕投与中に血清K値が5.0mEq/Lを超えた場合は減量を考慮し,5.5mEq/Lを超えた場合は減量ないし中止し,6.0mEq/L以上の場合は直ちに中止 〔慢性心不全〕

①中等度の腎機能障害(Ccr30mL/分以上50mL/分未満)のある患者においては,1日1回隔日25mgから開始し,血清K値,患者状態に応じて,投与開始から4週間以降を目安に1日1回25mgへ増量.尚,最大用量は1日1回25mg.臨床試験で使用されたeGFRに基づく調節については添付文書の「臨床成績」を参照

②定期的に血清K測定を行い,以下に従い用法・用量を調節

a)〔5.0mEq/L未満〕50mg1日1回の場合:維持,25mg1日1回の場合:50mg1日1回に増量,25mg隔日の場合:25mg1日1回に増量

b)〔5.0~5.4mEq/L〕維持

c)〔5.5~5.9mEq/L〕50mg1日1回の場合:25mg1日1回に減量,25mg1日1回の場合:25mg隔日に減量,25mg隔日の場合:中断

d)〔6.0mEq/L以上〕中断

禁忌

〔共通〕

1)過敏症

2)高K血症若しくは投与開始時に血清K値が5.0mEq/Lを超えている(高K血症を増悪)

3)重度の腎機能障害(Ccr30mL/分未満)

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