適応
1ビタミンB6欠乏症の予防及び治療(薬物投与によるものを含む.例えばイソニアジド)
2ビタミンB6の需要が増大し食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦等)
3ビタミンB6依存症(ビタミンB6反応性貧血等)
4以下の疾患のうちビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
a)口角炎,口唇炎,舌炎,口内炎
b)急・慢性湿疹,脂漏性湿疹,接触皮膚炎
c)アトピー皮膚炎
d)尋常性ざ瘡
e)末梢神経炎
f)放射線障害(宿酔)(効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない)
用法
内1日10~60mg(ピリドキサールリン酸エステル水和物として) 分1~3(増減) 注1日5~60mg 分1~2(増減) 皮下注・筋注・静注 ►極めて稀であるが依存症には,内服,注射共,より大量を用いる必要がある場合あり 注意
①注添加物としてベンジルアルコールを含有→新生児(低出生体重児)等に大量に用