診療支援
薬剤

ピリドキサールリン酸エステル水和物新様式
3134
pyridoxal phosphate hydrate
ピドキサール Pydoxal(太陽)
 :10・20・30mg :10・30mg/1mL/A
ピリドキサール(10 コーアイセイ),ピリドキサール(10・30 30 各社,20 鶴原)

適応

1ビタミンB6欠乏症の予防及び治療(薬物投与によるものを含む.例えばイソニアジド)

2ビタミンB6の需要が増大し食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦等)

3ビタミンB6依存症(ビタミンB6反応性貧血等)

4以下の疾患のうちビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

a)口角炎,口唇炎,舌炎,口内炎

b)急・慢性湿疹,脂漏性湿疹,接触皮膚炎

c)アトピー皮膚炎

d)尋常性ざ瘡

e)末梢神経炎

f)放射線障害(宿酔)(効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない)

用法

1日10~60mg(ピリドキサールリン酸エステル水和物として) 分1~3(増減) 1日5~60mg 分1~2(増減) 皮下注・筋注・静注 ►極めて稀であるが依存症には,内服,注射共,より大量を用いる必要がある場合あり 注意

添加物としてベンジルアルコールを含有→新生児(低出生体重児)等に大量に用いる場合は他のベンジルアルコールを含有しない製剤の使用を考慮

②依存症に大量を用いる必要のある場合→十分観察.特に新生児,乳幼児への投与は少量から徐々に増量し至適投与量に到達させる

注意

〈適用上〉

①筋注はやむを得ない場合にのみ,必要最小限.同一部位への反復注射は行わない.乳幼小児に連用することはこのましくない

②神経走行部位を避ける

③注射針を刺入時,激痛や血液の逆流をみた場合は,直ちに針を抜き部位を変える

患者背景

〈小児〉

①新生児,乳幼児に大量に用いた場合,横紋筋融解症,下痢,嘔吐,肝機能異常等

添加物として含有されているベンジルアルコールによると疑われる中毒症状(あえぎ呼吸,アシドーシス,痙攣等)を来した新生児(低出生体重児)等の報告

③臨床試験は未実施

相互

〈併用注意〉レボドパの作用減弱

副作用

〈重大〉横紋筋融解症:頻度不明(新生児,乳幼児に大量に用いた場合,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上

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