●病態
・尋常性乾癬では,厚い鱗屑を伴った境界明瞭な紅斑性局面が全身に散在し,慢性,難治性の経過をたどる.
・10歳代の小児では,ごくまれに乾癬性関節炎を伴うことがある.
・急性滴状乾癬は10~30歳代の若年者に好発し,女性に多い.1cm前後の小型の皮疹が溶連菌感染を契機に発症し,数日~数週間で散在性に拡大する.3~4か月で自然消退することが多いが,尋常性乾癬に移行することもある.
・乳児ではおむつ着用部位に乾癬が出現することがあり,napkin
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