診療支援
薬剤

インフリキシマブ(遺伝子組換え)新様式EH
239
infliximab(genetical recombination)
レミケード Remicade(田辺三菱)
 点滴静注用:100mg/20mL/V
BSインフリキシマブBS(100 各社)

適応

既存治療で効果不十分な以下の疾患

1関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)

2ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎

3尋常性乾癬,関節症性乾癬,膿疱性乾癬,乾癬性紅皮症

4強直性脊椎炎

5腸管型ベーチェット病,神経型ベーチェット病,血管型ベーチェット病

6川崎病の急性期

7以下のいずれかの状態を示すクローン病の治療及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る):中等度から重度の活動期にある患者,外瘻を有する患者

8中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)

(バイオ後続品は効果効能に違いあり) 注意1過去の治療において,NSAIDs及び他の抗リウマチ薬〔メトトレキサート(MTX)製剤を含む〕等による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与.又,MTX製剤に本剤を上乗せすることのリスク・ベネフィットを判断した上で使用 2他の薬物療法(シクロスポリン等)等の治療を行っても疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与 3過去の治療で既存の全身療法(紫外線療法を含む)等の適切な治療を行っても,皮疹が体表面積の10%以上に存在する場合,もしくは難治性の皮疹,関節症状又は膿疱を有する場合に投与 4過去の治療で他の薬物療法(NSAIDs等)等の適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与 5過去の治療で他の薬物療法等の適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与 6過去の治療において,免疫グロブリン療法等を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与 7過去の治療で栄養療法,他の薬物療法〔5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA),ステロイド,アザチオプリン等〕等の適切な治療を行っても,疾病に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与.尚,寛解維持投与は漫然と行わず,経過を観察 

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