適応
1高コレステロール血症 2家族性高コレステロール血症 注意
1)適用前に検査を実施し,高コレステロール血症,家族性高コレステロール血症であることを確認した上で適用考慮
2)家族性高コレステロール血症ホモ接合体については使用経験がない為,治療上やむを得ない場合のみ,LDL-アフェレーシス等の非薬物療法の補助として適用考慮
3)小児に投与する場合は,小児の家族性高コレステロール血症の治療に十分な知識及び経験を持つ医師のもとで,投与が適切と判断される患者についてのみ適用考慮
4)女性では冠動脈疾患の発症は男性と比べて遅いとの報告も踏まえ,女児に対する投与の要否については,リスク・ベネフィットを考慮し特に慎重に判断.尚,国内臨床試験において女児に対する使用経験はない 〔4mg錠は1・2のみ〕
用法
11日1回1~2mg(増減) LDL-C値の低下が不十分な場合は増量できるが,1日最大4mgまで 2成人1日1回1~2mg(増減) LDL-C値の低下が不十分な場合は増量できるが,1日最大4mgまで 小児10歳以上は1日1回1mg(増減) LDL-C値の低下が不十分な場合は増量できるが,1日最大2mgまで 〔4mg錠は小児適応なし〕 注意
①肝障害のある成人に投与する場合は,開始投与量を1日1mgとし,最大投与量は1日2mgまで.又,肝障害のある小児に投与する場合は,1日1mgを投与
②投与量(全身曝露量)の増加に伴い,横紋筋融解症関連有害事象が発現する為,4mgに増量する場合は,CK上昇,Mb尿,筋肉痛及び脱力感等の横紋筋融解症前駆症状に注意.成人海外臨床試験において8mg以上の投与は横紋筋融解症及び関連有害事象の発現により中止
禁忌
1)過敏症
2)重篤な肝障害又は胆道閉塞
3)シクロスポリン投与中
4)妊婦・妊娠授乳婦
注意
〈基本〉
①予め高コレステロール血症治療の基本である食事療法を行い,更に運動療法や,
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