セレコキシブ新様式運転△

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celecoxib

セレコックス Celecox(ヴィアトリス)

　錠：100・200mg

ＡＧセレコキシブ「ファイザー」(錠100・200 ヴィアトリスH)，後セレコキシブ(錠100・200 各社)

適応

1以下の疾患並びに症状の消炎・鎮痛：関節リウマチ，変形性関節症，腰痛症，肩関節周囲炎，頸肩腕症候群，腱・腱鞘炎

2手術後，外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛

用法

1関節リウマチ：1回100～200mg　1日2回　朝・夕食後　その他：1回100mg　1日2回　朝・夕食後　2初回のみ400mg　2回目以降は1回200mg　1日2回　►投与間隔は6時間以上　頓用：初回のみ400mg　►必要に応じて以降は200mg　投与間隔は6時間以上　►但し1日2回まで　注意

①慢性疾患(関節リウマチ，変形性関節症等)に対し，投与開始後2～4週間経過で治療効果に改善ない場合は，他の治療法の選択を考慮

②1年を超える長期投与時の安全性未確立，外国で長期により心筋梗塞，脳卒中等の重篤で場合によっては致死的な心血管系血栓塞栓性事象発現増の報告

③他の消炎鎮痛薬(心血管系疾患予防のアスピリンを除く)との併用は避ける

!警告

‍　外国において，シクロオキシゲナーゼ(COX)-2選択的阻害薬等の投与により，心筋梗塞，脳卒中等の重篤で場合によっては致死的な心血管系血栓塞栓性事象のリスク増大の可能性，これらのリスクは使用期間と共に増大の可能性があるとの報告

禁忌

1)過敏症(本剤，スルホンアミド)

2)アスピリン喘息(NSAIDs等による喘息発作誘発)又はその既往歴(重症喘息発作誘発)

3)消化性潰瘍(悪化)

4)重篤な肝障害(悪化)

5)重篤な腎障害(悪化)

6)重篤な心機能不全(PG合成阻害作用によるNa・水分貯留傾向→悪化)

7)冠動脈バイパス再建術の周術期患者(外国：類薬で心筋梗塞及び脳卒中発現増加の報告)

8)妊娠末期の女性

注意

〈基本〉

①有効最小量を可能な限り短期間投与にとどめ，長期にわたり漫然と投与しない

②心筋梗塞，脳卒中等の重篤で場合によっては致死的な心血管系血栓塞栓性事象発現→観察を十分に行い徴候及び症状の発現に十分注意

③血小

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年5月17日　掲-ID：yak_00000-00_a001c005d003z0001）