診療支援
薬剤

アダリムマブ(遺伝子組換え)新様式EH
3999
adalimumab(genetic recombination)
ヒュミラ Humira(アッヴィ)
 皮下注:20mg/0.2mL/シリンジ,40mg/0.4mL/シリンジ,80mg/0.8mL/シリンジ
 ペン:40mg/0.4mL/キット,80mg/0.8mL/キット
BSアダリムマブBS(20・40 ペン40 各社,80 持田)

適応

1関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)

2化膿性汗腺炎

3壊疽性膿皮症

4既存治療で効果不十分な以下の疾患:尋常性乾癬,関節症性乾癬,膿疱性乾癬,強直性脊椎炎,腸管型ベーチェット病,非感染性の中間部,後部又は汎ぶどう膜炎 

5中等症又は重症の活動期にあるクローン病の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)

6中等症又は重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)

7既存治療で効果不十分な多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎

〔20mg製剤は6(小児)7のみ,80mg製剤は7以外〕 (バイオ後続品は効能効果に違いあり) 注意1原則として既存治療で効果不十分な関節リウマチに限定.但し,関節の構造的損傷の進展が早いと予想される患者に対しては,抗リウマチ薬による治療歴がない場合でも使用できるが,最新のガイドライン等を参照した上で,患者の状態を評価,本剤の使用の必要性を慎重に判断 2

1)切開・排膿等の局所療法や,病変部に合併する感染症に対する抗菌薬投与が適用となる患者には,これらの治療を行っても臨床症状が残る場合に投与

2)軽度の化膿性汗腺炎患者における有効性及び安全性は未確立

3臨床試験に組み入れられた患者の選択基準,併用された薬剤等について,添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者を選択 〔尋常性乾癬,関節症性乾癬,膿疱性乾癬〕

1)少なくとも1種類の既存の全身療法(紫外線療法を含む)で十分な効果が得られず,皮疹が体表面積(BSA)の10%以上に及ぶ場合に投与

2)難治性の皮疹,関節症状,膿胞を有する場合に投与

〔強直性脊椎炎〕過去の治療において,既存治療薬(NSAIDs等)による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与 〔腸管型ベーチェット病〕過去の治療において,既存治療薬(

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