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GLエビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023
治療のポイント
・組織病型によりステロイド,免疫抑制薬の投与が検討される.
・蛋白尿減少,腎保護のために,ACE阻害薬,ARBを中心とした降圧療法を行う.
・SGLT2阻害薬(ダパグリフロジン)により慢性腎炎の進行抑制効果が期待できる.
・蛋白尿陽性,尿潜血陽性の患者を認めた場合,適切に腎臓専門医へ紹介し,慢性腎炎症候群の組織病型診断,鑑別を行う必要がある.
◆病態と診断
A病態
・慢性腎炎症候群は,糸球体における炎症によって長期間に蛋白尿,血尿,高血圧を認め,緩徐に腎不全に進行する症候群である.
・慢性腎炎症候群には,メサンギウム増殖性腎炎(IgA腎症,非IgA型糸球体腎炎),膜性腎症,膜性増殖性腎炎,巣状糸球体硬化症などの原発性糸球体腎炎と,ループス腎炎やIgA血管炎,アルポート症候群などの全身疾患に伴う糸球体疾患が含まれる.
・学校
関連リンク
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