適応
1以下の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感):胃炎,胃・十二指腸潰瘍,胆嚢・胆道疾患,腎炎,尿毒症,乳幼児嘔吐,薬剤(制癌剤・抗生物質・抗結核薬・麻酔薬)投与時,胃内・気管内挿管時,放射線照射時,開腹術後
2X線検査時のバリウムの通過促進
用法
内1日10~30mg 分2~3(食前)(増減) 注1回10mg 1日1~2回 筋注・静注(増減) 小児シ1日0.5~0.7mg/kg 分2~3(食前)(増減) 注意内小児では錐体外路症状が発現し易い→過量に注意
禁忌
1)過敏症
2)褐色細胞腫の疑い(急激な昇圧発作あり)
3)消化管に出血,穿孔,器質的閉塞(消化管運動亢進のため悪化)
注意
〈基本〉
①内分泌機能異常(プロラクチン値上昇),錐体外路症状等の副作用あり→有効性と安全性を考慮の上投与
②制吐作用のため中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐作用を不顕化→注意
➌眠気,めまい→運転不可
配合