診療支援
薬剤

ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物新様式H運転△
3969
dapagliflozin propylene glycolate hydrate
フォシーガ Forxiga(アストラゼネカ)
 :5・10mg(ダパグリフロジンとして)

適応

12型糖尿病

21型糖尿病

3慢性心不全:ただし,慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る

4慢性腎臓病:ただし,末期腎不全又は透析施行中の患者を除く

注意12

1)重度の腎機能障害又は透析中の末期腎不全患者では効果が期待できない→投与禁

2)中等度の腎機能障害では効果が十分に得られない可能性→必要性を慎重に判断

3)適用は予め糖尿病治療の基本である食事療法,運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮

2適応は予め適切なインスリン治療を十分に行った上で,血糖コントロールが不十分な場合に限る 3

1)左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性及び安全性は未確立.左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与

2)添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療等)を十分に理解した上で,適応患者を選択

4

1)eGFRが25mL/min/1.73m2未満では,本剤の腎保護作用が十分に得られない可能性あり,eGFRが低下し腎機能障害が悪化の恐れ→投与の必要性を慎重に判断.eGFRが25mL/min/1.73m2未満の患者を対象とした臨床試験は未実施

2)添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,臨床試験に組み入れられた患者の背景(原疾患,併用薬,腎機能等)を十分に理解した上で,慢性腎臓病に対するガイドラインにおける診断基準や重症度分類等を参考に,適応患者を選択

用法

15mgを1日1回 尚,効果不十分な場合には,経過を十分に観察しながら10mg1日1回に増量可 2インスリン製剤との併用で,5mgを1日1回 尚,効果不十分な場合には,経過を十分に観察しながら10mg1日1回に増量可 3410mgを1日1回 注意2

①インスリン製剤の代替薬ではない.インスリン製剤の投与を中止すると急激な高血糖やケトアシドーシスが起こる恐れ→インスリン製剤の中止禁

②インスリン製剤の

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