適応
1関節リウマチ
2内局所療法で効果不十分な尋常性乾癬
3内関節症性乾癬,膿疱性乾癬,乾癬性紅皮症
4内関節症状を伴う若年性特発性関節炎
注意23以下の条件を満たす患者に投与 ①ステロイド外用剤等で十分な効果が得られず,皮疹が体表面積の10%以上 ②難治性の皮疹,関節症状又は膿疱を有する
用法
注7.5mg 週1回(増量) ►15mgを超えない 内1~31週間単位の投与量:6mg.1週間単位の投与量を1回又は2~3回に分割して投与.分割する場合,初日~2日目にかけて12時間間隔で,1又は2回分割の場合は残りの6日間,3回分割の場合は残りの5日間は休薬(1週間毎に繰り返す) ►(増減)1週間単位の投与量として16mgを超えない 41週間単位の投与量:4~10mg/m2.1週間単位の投与量を1回又は2~3回に分割して投与.分割する場合,初日~2日目にかけて12時間間隔で,1又は2回分割の場合は残りの6日間,3回分割の場合は残りの5日間は休薬(1週間毎に繰り返す)(増減) 注意注
①4週を目安に患者の状態を十分に確認し,増量の可否を慎重に判断.増量は2.5mgずつ
②経口製剤から注射剤に切り替える場合には患者の状態,忍容性等を考慮し,以下を参考に初回用量を決定.なお,切替え時には副作用の発現に十分注意 内6mg→注7.5mg,内8又は10mg→注7.5又は10mg,内12~16mg→注10又は12.5mg
内1~34~8週間投与しても十分な効果が得られない場合は1回2~4mgずつ増量.増量する前には状態を十分に確認,増量の可否を慎重に判断
!警告
1)感染症,肺障害,血液障害等の重篤な副作用により,致命的な経過をたどることがあるので,緊急時に十分に措置できる医療施設及び本剤についての十分な知識と適応疾患の治療の経験をもつ医師が使用
2)間質性肺炎,肺線維症等の肺障害が発現し,致命的な経過をたどることが
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