診療支援
薬剤

エドキサバントシル酸塩水和物新様式H
3339
edoxaban tosilate hydrate
リクシアナ Lixiana(第一三共)
 :15・30・60mg OD錠:15・30・60mg

適応

1非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

2静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制

3〔15mg・30mg〕膝関節全置換術,股関節全置換術,股関節骨折手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制

注意2

1)ショックや低血圧が遷延するような血行動態が不安定な患者又は血栓溶解剤の使用や血栓摘除術が必要な患者では,血行動態安定後に投与(有効性及び安全性は未確立)

2)急性期への適切な初期治療(ヘパリン投与等)がなされた後に投与

用法

1体重60kg以下→30mg,体重60kg超→60mgを1日1回経口.尚,腎機能,併用薬に応じて1日1回30mgに減量.又,出血リスクが高い高齢の患者では,年齢,状態に応じて1日1回15mgに減量可 2体重60kg以下→30mg,体重60kg超→60mgを1日1回経口.尚,腎機能,併用薬に応じて1日1回30mgに減量 330mgを1日1回経口 注意12

①腎機能障害のある患者では腎機能に応じて以下のように投与

a)Ccr30mL/min以上50mL/min以下:30mgを1日1回経口

b)Ccrが15mL/min以上30mL/min未満:有効性及び安全性は未確立,投与の適否を慎重に判断.投与の際は,30mgを1日1回経口.1の場合には,年齢,状態に応じて15mg1日1回に減量することを考慮

②P糖蛋白阻害作用を有する薬剤併用時は,併用薬に応じて以下のように投与

a)キニジン,ベラパミル,エリスロマイシン,シクロスポリンの併用:30mgを1日1回経口

b)アジスロマイシン,クラリスロマイシン,イトラコナゾール,ジルチアゼム,アミオダロン,HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等)等の併用:治療上の有益性と危険性を十分に考慮し,併用が適切と判断される患者にのみ併用.併用時は30mgを1日1回経口

1

①高齢(80歳以上を目

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