診療支援
薬剤

カルベジロール新様式H運転×
2149
carvedilol
アーチスト Artist(第一三共)
 :1.25・2.5・10・20mg
カルベジロール(1.25・2.5・10・20 各社)[2.5・10・20は後発品],AGカルベジロール「DSEP」(1.25・2.5・10・20 第一三共E)

適応

1〔10・20mg錠〕本態性高血圧症(軽症~中等症),腎実質性高血圧症

2〔10・20mg錠〕狭心症

3〔1.25・2.5・10mg錠〕以下の状態で,ACE阻害薬,利尿薬,ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者:虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全

4〔2.5・10・20mg錠〕頻脈性心房細動

注意〔虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〕左室収縮機能障害の原因解明に努める.可逆的な左室収縮機能障害については,原因除去或いは他の治療も考慮

用法

11日1回10~20mg(増減) 21日1回20mg(増減) 31回1.25mg,1日2回食後から開始.前記用量に忍容性がある場合は1週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し,忍容性が無ければ減量.増減は1回1.25mg,2.5mg,5mg,10mgを1日2回食後として必ず段階的に行い,維持1回2.5~10mgを1日2回食後(反応性により増減).尚,年齢,症状により,開始量は更に低用量としてもよい 41日1回5mgから開始,効果不十分な場合は10,20mg/1日1回へ段階的に増量(増減) 1日最大1日1回20mgまで 注意

①褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では,α遮断薬で初期治療後に投与し,常にα遮断薬を併用

〔本態性高血圧症(軽症~中等症),腎実質性高血圧症,狭心症〕頻脈性心房細動を合併する患者に投与する場合は,頻脈性心房細動の用法及び用量は1日1回5mgから開始することに留意した上で,各疾患の指標となる血圧や心拍数,症状等に応じ,開始用量を設定

〔本態性高血圧症(軽症~中等症),腎実質性高血圧症,狭心症,頻脈性心房細動〕慢性心不全を合併する患者では,慢性心不全の用法及び用量に従う

〔虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〕

a)中止する場合は,急に投与を中止せず,原則として段階的に半量ずつ,2.5

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