診療支援
薬剤

ビソプロロールフマル酸塩新様式EH運転△
2123
bisoprolol fumarate
メインテート Maintate(田辺三菱)
 :0.625・2.5・5mg
AGビソプロロールフマル酸塩「DSEP」(0.625・2.5・5 第一三共E),ビソプロロールフマル酸塩(0.625・2.5・5 各社)

適応

1本態性高血圧症(軽症~中等症),狭心症,心室性期外収縮

2以下の状態で,ACE阻害薬又はARB,利尿薬,ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者:虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全

3頻脈性心房細動 〔0.625mg製剤は2のみ〕

用法

11日1回5mg(増減) 21日1回0.625mgから開始.1日1回0.625mgの用量で2週間以上投与し,忍容性がある場合は,1日1回1.25mgに増量.その後忍容性がある場合は,4週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し,忍容性がない場合は減量.用量の増減は1回投与量を0.625,1.25,2.5,3.75又は5mgとして必ず段階的に行い,いずれの用量においても,1日1回投与 維持1日1回1.25~5mg.尚,年齢,症状により,開始用量は更に低用量に,増量幅は更に小さくしてもよい.又,本剤に対する反応性により,維持量は増減 1日最大1日1回5mgを超えない 31日1回2.5mgから開始し,効果が不十分な場合は1日1回5mgに増量(増減) 1日最大1日1回5mgを超えない 注意

〔共通〕褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では,α遮断剤で初期治療後に投与し,常にα遮断剤を併用

〔本態性高血圧症,狭心症,心室性期外収縮,頻脈性心房細動〕慢性心不全を合併する患者では,慢性心不全の用法及び用量に従う

〔本態性高血圧症,狭心症,心室性期外収縮〕頻脈性心房細動を合併する患者に投与する場合,頻脈性心房細動の用法及び用量は1日1回2.5mgから開始に留意した上で,各疾患の指標となる血圧や心拍数,症状等に応じ,開始用量を設定

〔慢性心不全〕

a)必ず1日1回0.625mg又は更に低用量から開始し,忍容性を基に患者毎に維持量を設定

b)2週間以上休薬した後,投与を再開する場合は,用法及び用量に従い,低用量から開始し,段階的に増量

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