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雑誌目次

論文

臨床検査11巻3号

1967年03月発行

雑誌目次

グラフ

肉眼標本の見方<2>—炎症(Ⅰ)

著者: 金子仁

ページ範囲:P.156 - P.157

 一口に炎症を定義づければ刺激に対する局所組織の反応である.炎症の症状は発赤,灼熱,腫脹,疾痛,機能障害である.原因として最も多いのは細菌などの病原体によるものである.このほか火傷,外傷などの物理的原因や,塩酸硫酸などによる化学的原因がある.炎症の種類は漿液性炎,線維素性炎,化膿性炎,出血性炎,腐敗性炎,特殊性炎(結核,梅毒など)などに分けられる.この炎症は腫瘍とならんで病気の大半を占める大切な病変である.

位相差顕微鏡

著者: 上野正

ページ範囲:P.159 - P.166

 位相差顕微鏡は実用化されて以来15年以上も経過し,普通顕微鏡と同様に気軽に使用する時期に入っている。その操作法も実に簡単で特に述べる必要はないように思われる。
 しかしどんな器械でも若干のくせがあり,これを知らないと十分に使いこなすというわけにはいかない。位相差法のくせは本文にも書いてあるが次の二つがあると思う。

綜説

外科と血液凝固検査

著者: 二之宮景光

ページ範囲:P.167 - P.171

 外科手術には出血が避けられないが,異常な出血は忌むべき不愉快な合併症であるために手術前のルーチンな検査の一つに出血性素因の検索が加えられるようになってからすでに久しい。しかしながら手術前に血液凝固に異常を認めない症例でも手術に伴うシヨックや低酸素血症,大量輸血などによって出血傾向の発現を見ることがあり,また脾機能亢進症や肝機能不全を手術前より伴っている患者では術中術後を通じて出血管理を行なうために,血液凝固検査を必要としている。さらに心房細動を有する僧帽弁弁膜症患者,狭心症患者などで抗凝血薬療法を実施している最中に行なう手術の場合,あるいは手術後の塞栓血栓症などに対して抗凝血薬療法を採用する場合には当然のことながら血液凝固検査が必須のものとなっている。このように全血凝固時間,出血時間せいぜい血小板数測定を行なった古典的なルーチンの検査に代って,系統的な検査を行なう必要性が高まっている。幸に最近の臨床検査法ならびに検査用試薬の改良進歩によって特殊の場合を除いては特別の器具装置を必要としない検査を十分に活用できることは周知のごとくである。

技術解説

心電図導出電極とペースト

著者: 中林孔三 ,   中曾根慶蔵 ,   樫田良精

ページ範囲:P.172 - P.177

 生体活動の電位変動を観察する場合に,その導出に電極が用いられる。これを分類すると不分極電極と分極電極とに大別されるが,測定対象や使用目的によってそれぞれ使い分けられる。また雑音,インピーダンス,機械的強度,使い易さなどを考慮して電極の材質・形状・寸法などが決められるが,ここでは良質な心電図をとることに限定して電極,ペーストおよびそれらに関連する問題について記述する。

血液凝固検査<Ⅰ>—総論

著者: 藤巻道男

ページ範囲:P.178 - P.182

 血液凝固に関する検査は,出血性素因の診断と,その治療効果を知るために必要であり,その測定法はしだいに標準化されて普及されつつある。
 正常な状態において血液は血管内では流動性を保っているが,血管損傷あるいは採血などによって,血管外に出た血液は一定の時間で凝固して流動性を失ってしまう。この血液凝固の過程に異常があると,凝固がおこらなかったり,凝固に要する時間が遅延する。あるいは血管内において凝固し血栓を形成する。

位相差顕微鏡—使用法と注意点

著者: 上野正

ページ範囲:P.183 - P.186

はじめに
 位相差顕微鏡については,すでに本誌9巻5号に,中村宏先生による「位相差顕微鏡による血球形態学」に詳しい解説があり,位相差法の全てをつくしているようにみえる。そこで本解説においては,位相差顕微鏡の理論からみた使用法および注意について述べることにする。

カオリン凝集反応—その術式と診断的意義

著者: 阿部正英

ページ範囲:P.187 - P.191

はじめに
 液性の抗原を粒子の表面に吸着させて,この抗原に対応する抗体と反応させると,粒子の凝集が起ることは古くから知られており,この現象を利用した血清学的検査法には,梅毒凝集法,ガラス板法,Middlebrook-Dubos反応,R A試験,その他の数多くのものがある。これらの血清反応では,抗原が吸着するのに適した粒子を選ぶことがまず大切である。何故なら,粒子の表面の性質により,吸着されやすい抗原と,そうでないものとがあるからである。たとえば,カオリンやコレステリンは脂質をよく吸着し,赤血球表面は細菌性多糖体に親和性があり,血清蛋白質や蛋白性ホルモンなどはラテックス粒子に吸着される。
 以下には脂質を抗原としたカオリン凝集反応の術式を主として述べるが,それ以外の抗原,たとえば血清蛋白質についても,同様な術式による応用が可能である。現在のところ,この反応を利用した検査法として,広く用いられているものは梅毒凝集法であるが,その術式については別の成書を参照されたい。そのほかに,結核および癩の血清学的検査が一部で行なわれており,将来,いろいろな臓器や病原体の脂質の抗原性をしらべるさいに,カオリン凝集反応が役立つかもしれない。

座談会

欧米の検査室

著者: 石井暢 ,   斎藤健利 ,   林康之 ,   福岡良男 ,   天木一太

ページ範囲:P.192 - P.199

 "日本は先進国の仲間人をした"この華やかな言葉の蔭に様々の歪みがかくされていることは,最近の10年間目覚ましい進歩をとげた臨床検査においても例外ではない。今月は,欧米各国の検査室を子細に見学してこられた先生方にお集まりいただき,日本の検査室と欧米の検査室とは,"どこがどうちがうのか"また今後"日本がとり入れていくべき点はどこかを話しあっていただいた。

外国雑誌より

大学が運営する共同輸血部

著者: T.OKAWALTER. ,   中甫

ページ範囲:P.200 - P.204

 "血液銀行""輸血"この言葉についてあなたはどのような概念をお持ちでしようか。米国血液銀行協会の輸血業務に関する基準によると"完全な血液銀行および輸血業務は,採血,処置,保存,人血とその構成成分の管理のすべてを行なわねばならない"と規定している。あなた方の定義はこのAABB (米国血液銀行協会のこと)の規定と同じですか。あなたはあなた方の血液銀行を交差試験を行なう検査室と考えていますか,あるいは採血,処置,全血の管理を行なう場所とお考えですか。輸血業務とは採血,処置,保存,全血およびその成分の供給のための場所より以上の大きな機能をもっているのである。これらの機能とは,供給者の補充,処置,全血およびその製品の供給だけではなく適合試験,抗体の検出,新生児の溶血性疾患の検出,有用な技術の開発や伝播,自分達の共同体へのデーターの供給,さらにAABBや米国臨床病理学会の教育計画に参与し全国的な研究を行なうことなどが含まれているべきである。この種の団体として成功している例としてシンシナティ大学の輸血部(UCBTS)の運営について簡単に述べてみたい。まずその歴史をたどってみるといっそう理解していただけると思う。UCBTSは1938年12月10日にシンシナティ大学外科の付帯事業と米国赤十字の地方支部として発足した。

入門講座 細菌

検体が検査に適当か

著者: 高橋昭三

ページ範囲:P.205 - P.205

 検査の結果に影響する多くの因子が,検査をはじめるまでの過程にある。これを無視して判定を行なうことはできない。検査室によせられるクレームの大部分は,ここに原因があるからである。その一つ一つをとりあげて,考えてみよう。

血清

抗体

著者: 松橋直

ページ範囲:P.206 - P.206

 一言でいってしまえば,抗原と特異的に反応する動物のグロブリンである。たとえば,前回例にあげたチフス菌やコレラ菌と特異的に反応する患者血清中の物質は抗体である。また,ABO血液型を判定する時にもちいるA型やB型と特異的に反応する抗血清中の物質も抗体である。ただ,ここで注意すべきことは,抗原と特異的に反応する物質であっても,動物以外の植物由来の物質とか,化学反応を特異的におこす物質を抗体とはよばない。たとえば,Dolichos diflorns (インド原産,アズキに似ている)の種子からとったグロブリンはヒトのA1型と特異的に反応するけれども,これを抗体とはよんでいない。植物凝集素(Phytoagglutininあるいはlectin)とよんで抗体とは区別している。
 以上をまとめると,「抗体とは,抗原が動物を刺激してつくりだされたもので,何らかの形の試験管内または生体内反応をひきおこすもの」ということになる。しかし,ヒトのABO血液型の抗A,抗B抗体のように,正常に存在するものもあり,前述の抗体の定義の後半だけを満すものもある。

血液

抗凝固剤の種類と使用法

著者: 寺田秀夫

ページ範囲:P.207 - P.207

 臨床検査の目的で,いろいろな抗凝固剤(凝血阻止剤)を加えて血液を非凝固性にする必要がある。現在まで知られている抗凝固剤をまとめると表1のようになるが,作用機序によりおおよそ3つに分けられる。①血液中のCaイオンと結合して凝固を阻止するもの:クエン酸塩,シュウ酸塩,エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA塩)など。②トロンビンやフィブリノーゲンの作用を阻止するもの:ヘパリン ③プロトロンビンや第VII因子,IX因子を減少させるもの:ジクマロール,トロメキサン,フェニールインダンジオン,サリチル酸塩などである。このうち③の物質は血栓症や心筋硬塞などの治療にもっぱら用いられるものである。
 さて血液学的検査に適当な抗凝固剤の条件としては,乾燥型が使用に適し,少量で十分な抗凝固性を有すること。しかも安定な物質でかつ易溶性であること。滲透圧やその他の関係で血球成分を減少させたり,ヘマトクリット値を変化させたりあるいは血球成分の形態学的変化や染色性の変化をおこさせないことなどが必要である。

生化学

試薬の作り方と選び方(2)

著者: 松村義寛

ページ範囲:P.208 - P.208

 前号に述べた作り方の実例としてReitman Frankel法による血清GOT (グルタミン酸—オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)の比色分析法の試薬の作り方を述べておく。
 基質液,発色試薬,アルカリ液の3種類を必要とする。

病理

人体各臓器の肉眼による見方(3)

著者: 金子仁 ,   清水一男 ,   進藤登

ページ範囲:P.209 - P.209

 前号に引きつづき,胃,腸,腎,脾の正常像および病変像を掲載する。剖検または生検材料の肉眼写真はなるべく撮っておくべきである。組織標本を作るべく"切り出し"をしてしまうと,その原型を壊してしまうので,切り出しをする前に写真を撮る事が望ましい。貴重な材料は肉眼標本として永久に保存しておく事が必要である。カラー写真はフォルマリンに固定すると白っぼくなり,もとの色と大分ちがってくるが,白黒写真は相当古いものでも十分に役に立つ。なお顕微鏡標本の写真はいつでも撮れるが,肉眼標本は破壊したり,腐敗するともう役に立たない事を銘記すべきである。

生理

心電計の扱い方(3)—心電図記録上の障害とその対策

著者: 蔵本築

ページ範囲:P.210 - P.210

 心電図をとる場合最もしばしば起る障害は交流の混入であり,ついで筋電図障害,基線のゆれに悩まされることが多い。交流障害は50(関東)〜60(関西)サイクルの周波数で一定の振幅の波が基線にのっているが,筋電図の混入では振幅,周波数共不揃いの細かい波が入るので区別できる(図1)。それらの場合の点検する箇所について順次のべる。

各科共通

ガラス器具の洗い方

著者: 松村義寛

ページ範囲:P.211 - P.211

 ガラスは化学薬品に対する抵抗性が強いのでどんな洗剤を用いてもよい。しかし検査室での日常の作業に用いているものに対しては迅速に洗えるもの,経済的のもの,人手を要しないもの,どんな汚れに対しても同じ方法でよいものが望まれる。けれども現在ではこのような理想的な方法はないので汚れの性質,ガラス器の形状,数量などに応じてある程度使い分けることが必要である。
 検査室で最も一般的に起る汚染は血液試料によるもので,血液成分である血漿タンパク,血球ヘモグロビンなどタンパクによるものである。これに対しては中性洗剤(テイポールなど)の1%溶液に数時間浸漬しておいたあとで,流水で洗剤を十分に洗いおとすことである。ガラス容器の内面の洗剤を洗いおとすためには,少なくとも水を10回かえて洗うことが必要である。

検査室メモ

ガラス器具と洗剤(1)

著者: 広明竹雄

ページ範囲:P.212 - P.212

 夕陽を背にしたスフィンクス,そのはるかかなたに見えるピラミッドは遠くから眺めると,あの美しい稜線に隈取られた三角形の鏡面のように見えることであろう。
 しかし,近づいてみると巨大な石塊を積上げた凹凸だらけなのである。

講座 臨床血清学講座Ⅶ

各論(3)—梅毒の血清学(A)

著者: 福岡良男 ,   安藤清平

ページ範囲:P.213 - P.217

1.はじめに
 1906年にワッセルマンによって梅毒の血清学的診断法が考えだされてから今日までの60年間の間に,カルジオライピン・レシチン抗原の単離Treponemaを用いる梅毒血清反応など幾多の輝かしい業績が発表された。
 これは梅毒が全世界に常存し,その感染の影響が患者本人のみならず子孫にまで及ぶ病気であるからであろう。特に近年全世界において顕症梅毒が増加しつつあり,わが国においても同様な傾向が若い年齢層に目立って来た。最近結婚前に梅毒血清検査を進んでうけるようにという言葉が性病予防法のなかにとり入れられたことから考えて,日常検査における梅毒血清検査の役割はきわめて高いものと考えねばならない。検査を担当するものは,被検者の一生を左右する立場にあるということを再認識して,技術の向上につとめるべきであろう。

研究

Oxyphen試験紙(新pH試験紙)の検討—ことにガラス電極pHメーターによる成績との比較

著者: 福井定光 ,   富岡和実 ,   山崎邦子

ページ範囲:P.219 - P.222

 pH測定は各種臨床検査に不可欠な手技の一つであって,実際検査室においては日々化学的測定にそれぞれ所要pHのBufferを使用しなければならぬ事が多い。したがってこれら各種のBufferを常に正しく整備することは正確なデータを提供する一要素であることはいうまでもなく,また種々の検体,尿,血清,穿刺液等のpH測定も目常茶飯の検査項目に属する。多忙な検査室としてはいかにすれば簡易で,しかもできるだけ正確にpHを測定でぎるかが問題とされる。今日検査室において最もしばしば用いられているpH測定法はガラス電極pHメーターによるものとpH指示薬による比色法ことにpH試験紙法の二つがあげられる。
 ガラス電極pHメーターは案外時間と手間を要するものであり,しかも電極の撰定,試量に応じた電極の大きさや型の配慮,供給電極の周波数の変動による誤差,電極の経時的変化,電極の洗浄不十分による誤差,等々細心な注意の下に実施しなければかえって大きなエラーを生ずるおそれがある。その点pH試験紙による方法は精度においてはやや劣ることはいうまでもないが(pH精度0.2〜0.5),操作簡単でしかも大きなまちがいは少なく臨床検査としての要求は十分満してくれるものである。

濾紙電気泳動法による血清リポ蛋白定量

著者: 山田正明 ,   横山和子 ,   斉藤友子

ページ範囲:P.223 - P.225

1.はじめに
 濾紙電気泳動により血清リポ蛋白を定量するには,濾紙上に泳動したリポ蛋白を染色する後染色法と,血清リポ蛋白と染色液とを予め結合させた後に,濾紙上に添加して泳動分析する前染色法とがある。前者にはSudanBlack BをはじめとしてSudan Black BとBlueBZL Cibaの混合色素1)2),Sudan III3),Sudan IV4),oil red O5),Fat red 7 B6)等の脂肪と親和性のある染色色素,後者にはSudan Black Bまたは,AcetylatedSudan Black B7)〜10)を用いている。
 これら染色法に関する研究報告は数多くあるが,その内でも色素を溶かす場合の溶媒に関する報告も少くない11)〜14)

チモール試薬の問題点について

著者: 庄本正男 ,   藤井厚男 ,   小林紀崇

ページ範囲:P.226 - P.228

はじめに
 1944年Maclagan1)が肝機能検査の一つとして病態示標に有効なことをし発表て以来,チモール混濁反応はもっとも良く使用される検査の一つの坐を占めてきた。
 1962年には,日本消化器病学会肝機能研究班2)提案の肝機能検査の中にチモール混濁反応が採択され,全国的に試薬の調製,手技などが統一されることが望まれてきたが,まだ不統一の面が多々あるようである。

私の工夫

東北大中検式カバー付ラックによる能率的試験管の洗浄法

著者: 三浦美代子 ,   安孫子兵三郎 ,   工藤肇

ページ範囲:P.222 - P.222

 日常血清検査業務の上で試験管の洗浄にさかれる労力は大きい。従来われわれは金網フタ付金網籠に試験管を入れ,洗浄,水洗および乾燥を行なってきた。この方法では試験管をラックよりとりだしたり,ラックにならべたりする手数がかかるので,一歩すすめてラックに試験管をたてたまま洗浄,水洗および乾燥ができるように写真に示すような金網カバソ付ラックを考案した。ラックはステソレス製で,緒方法用には7本立10例(70本),ASLO検査その他の検査に10本立10列(100本)の2種類のラックを用いる。

私の経験

位相差顕微鏡による血小板算定法とFonio法との比較検討

著者: 加賀屋富四郎

ページ範囲:P.229 - P.229

 血小板は凝血,血餅収縮,止血等に対して重要な様能を営み,その検査は血液疾患,特に出血素因の鑑別にきわめて重要なものであるにもかかわらず,血小板の検査だけは,私の気の入るような結果が得られなかった。不服ながらも一般的なFonio法におちついて,日常の成績を出しいてる。この方法も,血小板のため硫苦を用いたストリッヒに血小板がなく,血液像のストリッヒに血小板が染出されたりして,たいへん苦労させられる。したがって血小板の正常値数に対する不信は消えることはない。ところが本誌に先に紹介された位相差法を検討して,意外と良い結果をえたのでその経験をのべる。
 私が位相差法を知ったのは,臨床検査VoL..6 No.4に出ていたのがはじまりである。その時はいくらやっても光軸が合わなく,やめてしまったが,今度臨床検査VoL..9No.6にのっていたので再度やってみた。

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Glossary≪14≫

著者: 横山芳郎

ページ範囲:P.218 - P.218

<u>
urea尿素
uremia尿毒症

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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