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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査12巻8号

1968年08月発行

雑誌目次

グラフ

白血球の細胞化学

著者: 朝長正允

ページ範囲:P.534 - P.535

 白血球の細胞化学的染色の臨床での第1の目標が,白血病の診断ないし病型分類にあることには異論はないであろう。この場合,できるだけ多くの物質の染色を行ない,総合的に判定することが肝要であり,単一の染色のみでは思わぬ独断に陥る危険がある。白血病細胞は病的細胞であり,その含有物質の変動は発生母地による特異性のみならず,細胞未分化あるいは異分化によっても規正ないし修飾される可能性のあることに十分留意せねばならぬ。

尿沈渣

著者: 林康之

ページ範囲:P.537 - P.544

 尿中の有形成分を顕微鏡的にしらべることを尿沈渣の検査といっている。この尿沈渣のうちには,尿生成の過程で腎臓その他の臓器から混入した細胞成分,排尿後析出した各種結晶,細菌原虫および鏡検までの間に外界から汚染混入した物質などが含まれている。鏡検は形態からの細胞,結晶その他の識別と,数量の確認記載で,慣れれば特にむずかしい検査というほどのものではない。しかしきわめて再現性の悪い検査であることをよく認識し,たえず検査成績の信頼度を高める訓練と努力を積まねばならない。

総説

臨床検査と放射線技師

著者: 筧弘毅

ページ範囲:P.545 - P.549

 最近の放射線の発展は,放射線技師と衛生検査技師との業務範囲を複雑化してきている。ここでは,両者と最も関連のあるアイソトープ検査をとりあげ,その担当をだれがするのか,また望ましい姿はどうか検討してみる。

技術解説

白血球の細胞化学

著者: 朝長正允 ,   檀野八郎 ,   高橋泰

ページ範囲:P.550 - P.555

はじめに
 臨床検査室における白血球の細胞化学的染色の目的が,もっぱら白血病の診断確定ないし急性白血病の病型分類にあることには異存ないであろう。この際ギムザ染色の次にまずとりあげるべきものが,ペルオキシダーゼ反応であることにも同意いただけると思う。ペルオキシダーゼ反応の代表的なものである,佐藤・関谷法,McJunkin法は広く普及しており,特に説明は要しないと思われるので,ただ実地面ではつとめて両法を併用し,前者の鋭敏性と後者の細胞鑑別上の利点とを十分発揮させるよう留意すべきことを強調するにとどめる。
 さて次の段階としていかなる細胞化学的染色を採用するかは,それぞれの検査室においてその規模,能力のいかんに応じて相当に趣を異にするのは当然のことであるが,白血病患者の入院・治療の行なわれる病院の検査室で備えていただきたいと思う染色法を次に紹介することにする。

手術室内無菌テストの実際—術後創感染源の追求を目的として

著者: 酒井克治

ページ範囲:P.556 - P.561

はじめに
 抗菌性抗生剤の発達・普及は,手術創の化膿,縫合不全あるいはこれらによる全身感染の危険などを著しく減少させることができた。他方,手術室の施設が近代化するとともに,無菌法が改善され,また消毒剤が改良された結果,手術室内の無菌化は一段と向上してきた。しかしなお,無菌手術創の術後感染を皆無にすることはできず,これがなお依然として1-3%の頻度で発生しているのが現況である。
 大阪市立大学医学部第2外科学教室における術後創感染の発生状況をしらべてみると,昭和37年度手術583例中,術後創感染をきたしたものは76例(13.0%)であって,このうち黄色ブドウ球菌(以下黄ブ菌と略記)感染20例(3.4%),大腸菌,変形菌,緑膿菌などのグラム陰性杆菌(以下グ陰杆菌と略記)感染30例(5.2%),両者の混合感染17例(2.9%),未同定菌感染が9例(1.5%)あった。さらに,昭和41年度の総手術患者650例中術後創感染は66例(10.2%)にみられ,そのうち黄ブ菌感染17例(2.6%),グ陰杆菌感染31例(4.8%),混合感染13例(2.0%),未同定菌感染5例(0.8%)であって,年次的にみても術後の創感染率はほとんど変わっていない。

連載 連載対談・5

血液凝固異常についての対話<その5>—症例4第Ⅴ因子欠乏症

著者: 安部英 ,   天木一太

ページ範囲:P.562 - P.564

 天木症例4は,11歳の少年で,野球のバットで打たれて,広範な血腫ができた。その治療をすると,大量の出血があった。前に歯を抜いたときにも,出血をしたことがあります。そのほかに遺伝関係があり,姉妹のうちの1人と,伯父さん,つまり男性にも女性にも,出現するということが特徴です。
 そこで凝固スクリーニング・テストが行なわれました。血小板は正常,凝固時間も正常です。しかし部分トロンボプラスチン時間と,プロトロンビン時間が延長していた。この両方が延長するには,どこに欠陥があるかということが,まず問題になりました。その点,解説をお願いします。

講座 臨床生理学講座Ⅹ

心電図<1>

著者: 真島三郎

ページ範囲:P.565 - P.572

 生体の活動に伴う電気現象のうち,心臓の呈するものは起電力が大きく,比較的簡単に記録することができる。心臓に発生する電気は収縮機能とも密接な関係をもっ心臓活動の一部であって,これを観察することによって心臓の状態の一面を知ることができる。心臓活動の周期性に相当して,電気現象の経過もきわめて規則的であって,記録の分析の上からはつこうのよい条件となっている。このような事情から,今日,心電図は各方面に広く応用されているわけである。

病理学総論(その6)

腫瘍—再び器官の意味について

著者: 渡辺恒彦

ページ範囲:P.573 - P.577

はじめに
 腫瘍が炎症とならんで病理学の中で,横綱的位置を占めるということは前に述べた。だからこの小論でも,少なくとも炎症とおなじくらいの紙数を使いたかっにのだが,まことにずるい話で恐縮だが,腫瘍に関する細かい話は成書の記載を見ていただくとして,ここでは腫瘍を概観するにとどめ,むしろ生体における腫瘍の意味を主として考えてみたいと思う。腫瘍自体についての研究は,これからも述べるように,まことにはなばなしく行なわれているが,腫瘍をそれが発生している個体側からながめるという研究—というよりもむしろ,関心は一般にあまり高くはないようである。しかし腫瘍といえども,その終着点は結局個体側の問題に帰するはずだし,その点を筆者なりにこれから考えてみたいと思うのである。

私の経験

P.V.P.製剤による末吉法の偽陽性例について

著者: 青木哲雄

ページ範囲:P.577 - P.577

 治療薬の進歩は日ざましいものがあるが,これら薬剤が臨床検査に及ぼす影響も見のがせない問題となってきている。
 当院に入院中の患者2名の尿をコンビステックス法で行なうと,弱陽性またはtraceであるのに,末吉法で行なうと2%にも相当する沈殿物が認められる例を経験し,いろいろ検討した結果,ポリビニール・ピロリドン製剤(商品名……ペレストンN)によるものであることを確認した。この患者尿を用いてスルポサリチル酸法,煮沸法,Exton法,Esbach法などを行なっても,すべて弱陽性またはtrace(この患者は腎疾患があるため尿中蛋白は微量だが認められる)であり,さらにこの多量の沈殿物が含窒素成分でないことを確認するため,Kjeldahl-Nessler法で定量を行なったが,それに相当する量は認められず,一方,尿を透折濃縮して電気泳動を行なってみたが,腎疾患からくるアルブミンをわずかに認めたのみであった。

入門講座 生化学

ガラス電極とpHメーター

著者: 小延鑑一

ページ範囲:P.579 - P.579

 pH測定に用いられるガラス電極は図1に示すような構造をもっている。このガラス膜を形成しているガラスゲルの組成はSiO2—CaO-Na2O系(72.2mol%:6.4:21.4)である。そして,このガラス膜がpHに応じて起電力を生ずるためには,膜が水分を含んでいることが必要である。それでガラス電柱を高温にさらしたり,脱水剤で乾燥したり,ワセリンなどがついて油性になったりした場合には,pH応答の起電力を生ずる機能は失われてしまう。
 このガラス電極と比較電極(図2)とを組み合わせ,被検液とで電池を構成させると次のようになる。

血液

LE細胞試験

著者: 寺田秀夫

ページ範囲:P.580 - P.580

 全身性紅斑性狼瘡(Systemic lupus erythematosus:SLE)を始めとする膠原病の場合に,採血後,血液をしばらく室温または37℃に放置しておくと,末梢血の好中球の細胞質のなかにギームザまたはライト染色により均一無構造な円形封入体が見られ,そのため細胞核が周辺部に圧排されている像が出現する。このような細胞をLE細胞,LE細胞の出現することをLE現象と呼んでいる。このLE現象はふつう,生体内では観察されず,したがって患者血液の直接塗抹標本では細胞はみられず,試験管内で観察される現象である。
 LE現象の起こり方まず患者血清のなかにγ—グロブリンに属するLE因子があり,これが主として好中球に働いて,その核物質と結合しこれを均一無構造の封入体(LE体)とする。このLE体は血漿中に出て新しい喰細胞がこれを喰食し,LE細胞が形成されるのである。したがってLE現象陽性の標本にはLE体,LE細胞,LE体をとりかこんだ喰細胞の集団(花冠状集合,ロゼット形成)などが見られる。

血清

血液型判定法その1

著者: 松橋直

ページ範囲:P.581 - P.581

 Landsteiner (1900)によるABO式血液型の発見により,ヒトの貧血や失血の治療として輸血がおこなえるようになったばかりでなく,各個人は血液型を遺伝により両親から受けることが明らかになった。その結果個人鑑別や,民族によるABO各型の出現頻度の違い(民族指数)があることがわかり,血液型の研究は,輸血学,法医学,遺伝学,人類学の立場から,さかんに検討された。その後,Landsteiner門下により,MN,P型などが加わり,血液型はより詳しく分類されるようになった。さらに輸血治療がひろく用いられるようになると,ABO型が同型であっても,輸血を繰り返すうちに,副作用を呈するものが経験されるようになり,Rh式血液型が発見された。また,母児間に血液型の不適合があると,妊娠中とくに分娩時に胎児の血液が母体に流れこんで,母体を免疫する結果,胎児の赤血球に対して抗体が産生され,この抗体が分娩時近くに胎盤を通過して胎児の流血中に入って,重症黄疸などを引きおこす新生児溶血性疾患の原因となることが,Levineらにより見出され,今日のRh型の発見のきっかけとなった。

細菌

インビック試験—IMVIC system

著者: 橋本雅一

ページ範囲:P.582 - P.582

 このsystemは,インドール試験(Indol test),メチル赤試験(Methyl red test),ホーゲス・プロスカウエル試験(Voges-Proskauer test),およびクエン酸利用能試験(Citrate test)の4つの試験を総称したもので,それぞれの反応での陽性,陰性の組み合わせによって細菌の鑑別を行なう方法で,インビックとはそれぞれの試験の頭文字をとって呼んだものである。特に大腸菌とその類似菌の鑑別に用いられるが,腸内細菌の各群の鑑別にもよく用いられ,その結果は記載順に従って,++—,+—+—,—++などのように表現される。

病理

病理検査技師に望まれる4つの要素

著者: 内海邦輔

ページ範囲:P.583 - P.583

 これまでは病理検査における機械類の取り扱い上の注意事項について書いてきたが,これからの数回は,病理検査技師として必要な基本的注意事項および,有能な病理検査技師になるためには,どんな心がけと努力が必要か,などについて述べる。今回は基本的注意事項について述べる。
 はじめに,病理検査技師に要求される性格について述べよう。何といってもまず"きちょうめん"な性格である。すなわち,"開けたら閉める""用がすんだら消す"といった"きちょうめんさ"である。たとえば,染色液を使うために試薬ビンの蓋を取って,必要量を染色バットに移し終わったら,必ず確実に蓋をして元の場所に戻す。パラフィン溶融器の扉を開けたら,必ず閉める。ガスバーナーに点火したら用がすんだら必ず消す。顕微鏡の光源ランプのスイッチでも,部屋のスイッチでも同様である。このきちょうめんさは病理検査を正確に行ない,かつ不注意による事故を防止するために必要である。生まれつぎきちょうめんな人,ルーズな人と,生まれつきの性格は多様であるが,病理検査に従事するためにはこのきちょうめんさが要求されるので,生まれつききちょうめんな人はますます磨きをかけ,反対に生まれつきルーズな人は,厳しい自戒と訓練により,きちょうめんな性格に変えてゆかねばならない。どうしても生来のルーズさの抜け切れない人は,病理検査技師を志すことを止めるしかない。このことはどの検査技術者にも共通したことと思う。

生理

血液ガス分析

著者: 白石透

ページ範囲:P.584 - P.584

 血液に含まれているO2量,CO2量を知ることは,生理的検査室ではたいへん重要なことであります。生体のいろいろな部分で,消費されるO2量,産生されるCO2量と,その部分を流れる血流量とは必ずしも比例しませんので,静脈血中に含まれているO2,CO2量もさまざまであり,静脈血の分析は,意味のあることは少ないのです。肺でのガス交換がうまくいっているかどうかは,動脈血分析で知ることができます。肺で動脈血化された血液は,肺静脈を通り,右心室にはいり,ここで完全に混合されますので,体中どこでも動脈を穿刺して採血すれば同じ量のCO2,O2が含まれています。また,肺動脈の中に細いカテーテルを入れて,混合静脈血を採り,動脈血一混合静脈間のO2含有量の差と,酸素消費量すなわち肺におけるO2の摂取の量を知れば,Fickの法則によって,肺を流れる血液量つまり心拍出量を知ることができ,また心内での種々の場所でのO2含量をしらべて,心内短絡の診断にも使われます。このように血液ガス分析は,肺機能検査室,および心臓カテーテル検査室にとって欠くことのできないものとなっていますので,生理の部門でとり上げました。

共通

学会とは(2)

著者: 松村義寛

ページ範囲:P.585 - P.585

機関誌の発行
 学会活動の主要なものの1つに機関誌の発行がある。学会規模の大小に応じて年1回数ページのものから,和文誌・欧文誌を毎月刊行して年間数千ページに及ぶものなどもある。
 機関誌の内容も学会の性格によってかなりいろいろで総説・展望・紹介・原著・抄録・資料など学術文献の多方面にわたって登載するものから,原著のみに限られるものに至るまであるが,基本的な要素としては原著の刊行にある。

検査室メモ

医学参考書に思う

著者: 大橋経雄

ページ範囲:P.586 - P.586

欲しくても手にはいらなかった専門書
 このごろは何を勉強するにもその道の参考書が思うように手に入るので,たいへん助かる。ただ医学関係は比較的値段が高いけれどこれはやむをえないことである。さてこの参考書であるが,かつて私が旧陸軍軍医学校の防研につとめていた頃は,それこそ太平洋戦争のさ中であって,何ひとつこれという参考書が手に入らなかった。私がつとめていた第2研は主としてチフスやコレラなどのワクチンを製造していたが,それだけに軍医も学生もまた技術者も研究には余念がない。私もこたぶんにもれずチフス菌の抗元性や家兎疫血清の抗菌作用などにっいて,いろいろとない知恵をしぼって実験をやってみたが,こんなときやはり必要にせまられるのは参考書である。当時,軍医学校では陸軍省医務局編の軍陣防疫学教程,あるいは細菌血清学指針など数冊の教科書を出していたが,とうていこれだけでは,ものの役にたたない。そこで何とか研究の指針になる参老書をと,退庁時間後あるいは日曜日に神田をはじめ本郷など各大学の町を片はしからさがしまわったが,結局は徒労に終わり何ひとつ良書は見つからず,ただ感に頼って研究をすすめるより方法がなかった。このようにほしいと思う参考書がどうしても手に入らない時代をすごしてきた私は,どんな参考書でも街にはんらんしている今の時代を心からうらやましく思っている。

特別レポート

臨床化学検査室における血清分離作業の現状と管理について

著者: 藤沢武吉

ページ範囲:P.587 - P.589

序言
 病院中央臨床検査室の作業量は年とともに増加の一途をたどり,特に臨床化学部門における検体の増加が一般的傾向として知られている。
 また臨床化学部門における作業量が,中央臨床検査室作業量の30-50%を占め,ここに働く技師も全中央臨床検査室人員の30-50%を占めることは,最近の中央臨床検査室諸統計の示すところである。

私のくふう

チルク氏液の沈渣染色への応用

著者: 渡辺茂夫

ページ範囲:P.589 - P.589

 尿沈渣の検鏡にはいろいろな方法が発表されているが,身近にできるものはなかなか見当たらない。そこで,血液に用いるチルク氏液を思いつぎ,血尿中の白血球の判定に利用した。この液によって細胞はよく染色分類されたが,赤血球はほとんど消失してみられない。しかし,これによって赤血球と白血球の区別を説明することができるのが特徴である。
 沈渣のなかにたまたまトリコモナスを発見することがあるが,チルク氏液では原虫の動きを固定して,このために判別ができなくなる恐れがある。原虫の動きと,生体は染色されにくいという2点を取上げ,次のように染色液を作った。

座談会

一般検査をめぐって

著者: 小酒井望 ,   長岡文 ,   星野辰雄 ,   石井暢 ,   松村義寛

ページ範囲:P.590 - P.596

 医学の進歩に伴って,臨床検査の姿も著しく分化・専門化してきた。その結果,いわゆる"一般検査"が,比較的おろそかに扱われる傾向がみられてきた。そこで,今月は,この臨床検査の基本といわれる一般検査の今日的な意味を再検討してみよう。

研究

細胞診の展望—細胞診技術者の立場から

著者: 平沢秀次郎

ページ範囲:P.597 - P.601

はしがき
 われわれ衛生検査技師の業務が,ますます進歩拡充されているとき,さらに臨床細胞学としての細胞診が,各科領域の癌診断に日常検査法として広く応用されるようになってきた。
 そこで諸外国ならびにわが国における細細診技術者の教育事情について,また技術的諸問題を含めて細胞診を展望してみたいと老える。

アタゴヘモグロビノメーターの使用経験

著者: 戸沢敬夫 ,   上沢捷子 ,   宮島和夫 ,   鈴木道子

ページ範囲:P.602 - P.603

はじめに
 アタゴヘモグロビノメーターは,シアンメトヘモグロビン法に基づき,血色素濃度(g/dl)を直読できるように作製された光度計である。私たちは,多数の検体を取り扱う臨床検査室での能率向上を計るために,手技の簡単な直読式ヘモグロビノメーター法の導入を考え,アタゴヘモグロビノメーターを使用し,従来の光電比色計による方法と比較検討した。

第11回衛生検査技師国家試験(昭和43年度)—問題—その2—

ページ範囲:P.605 - P.611

血清学
 問題1日本脳炎の血清学的診断に主として用いられる反応は次のうちどれか。
1.凝集反応2.沈降反応3.溶血反応4.毒素中和反応5.補体結合反応

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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